|
カテゴリ:日記
まあ,今さら…と言われればそれまでですが
私は教えるという事を生業にしています そしてこの業界の人間がよく言われることは 「教員の子どもって○○だよね」 そう…教えることはプロであっても 子育ては別物… 自分の子どもでさえうまくいかないのに 人に教えることがうまくできるはずがない… と自問自答することもしばしばです さて…私にも子どもがいるわけですが 今中3生で受験生… 自分なりには頑張っているのですが なかなか結果に結びつかず 悶々としています 親としてその気持ちはよく分かるし 応援しているのですが 何せ思春期で反抗期 この時期の子どもに 親の気持ちがストレートに 通じることはありません さて今時の子どもの例に漏れず 私の子どももゲームが大好きですが 何せ受験生でゲーム機は取り上げられています しかし,ゲームは我慢できるものの 新作のゲームソフトだけでも買いたい… そういう気持ちも分からないわけではありません しかも,購買意欲をそそる 初回限定版という言葉… 問題集をやり終えることを条件に 母親とゲームソフトを買うことを許してもらい ゲームソフトを買いに行って 家に帰ってゲームソフトを母親に預けて そのまま塾へ… 私はその時新聞を読んでましたが 予感が走って… ゲームソフトが入った箱を空けると… やられた… ゲームソフトのディスクだけが抜き取られています…(^_^; そして,予想通り塾はさぼっている…(怒) おそらく,ゲーム機は取り上げているので 友だちの所へ行ってゲームをするつもりなんでしょう… 夕方,何食わぬ顔で帰ってきた子どもに 「大変だよ,せっかく買ったゲームソフト 不良品みたいだから返品に行かなきゃ…」 「え?」 「ほら見てごらん,特典ディスクはあるけど ゲームソフトが入っていない…」 子どもの手を引いて外に出ようとすると 観念したか細い声で 「ゲームソフトは僕が持っている…」 さて… あっさり認めたのであまり こってりはしぼりませんでしたが それでもたっぷり叱りました…(^_^; 受験前の焦りやストレス… 不安定な精神状態だから 気持ちは分かりますし 自分で自分の可能性を信じて 乗り越えていって欲しいと思っていまし 親としてきちんと向き合いたいと思っていますが 現実の仕事でそれが十分出来ていないのも事実… 「ごめんね…」 「教員のこどもは…」 とよく言われる理由の1つはそんなところにあるのかもしれませんね… ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日記] カテゴリの最新記事
|