カテゴリ:京都
後水尾天皇が修学院離宮を造営する前に造営した幡枝御所を賜り開創、開山したと解説されていおり、寄って見た。迷ったかと思うほど開発中の団地脇などを通って進む場所にある。元々の道路が工事で行けなくなっているのだろう。
円通寺は撮影禁止場所があり写真を撮っていいのは正面の借景庭園だけになっている。 しばらく客殿から庭を眺めていると解説が始まるという声が響いた。成り立ち、庭の解説、周囲環境への懸念などの話があり、特に、前面の垣の向こう側は大規模な宅地化の工事が始まっており騒音や景観が壊れる被害があるのでないかというお話により歴史を経て保たれて来た静寂の地が失われるということなので残念に思われる。既に工事の車輌の音が大きく聞こえておりこの景観も長くは見られなくなるのかもしれない。絶妙に石、木、垣、山が配置された枯山水ということで垣の高さを変えればよいと言うものではなく、電柱や民家の屋根が見えるようになったら庭は台無しになるだろう。どういういきさつかはわからないが京都市つまり京都市民の決定なのだから部外者に出来るのは傍観のみだ。
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最終更新日
2007.11.11 20:18:23
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