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4日目。実質的な最終日です。
昨日買ったYAYAちゃんアロハを早速着用! 迷いましたが「止まると死ぬ」がベストマッチングのはず! さあ、本日午前中のイベントは、ダイヤモンドヘッド登山です! ・・・いやぁ、ワタクシなんてのは、自然のものにはあんまり興味がないので、昨日までは全くそんなことしたいと思ってなかったのですが、昨日パパンと話しているうちに 「登ってみるか!」 なんて、盛り上がってしまったのですよ。 ほんの軽ーく左足に違和感があるのは、やはり昨日のお酒とDDRのせいだと思うんですが、そんなのシカトです。 せっかくここまで来たんだもん、そりゃあダイヤモンドヘッドだって登りたいさ! バスは、昨日カハラモールに行く時に乗った58番。 ダイヤモンドヘッドのふもとのバス停で降りまして、まずは外輪山の外側をえっちらおっちら登ります。 トンネルをくぐってクレーター内部へと抜けます。 ダイヤモンドヘッドは、30万年前の火山の噴火でできたと言われていまして、早い話が、死火山の外輪山なのですね。 その外輪山の最も高いところが頂上で、標高は232m。 登るのにかかる時間は1時間程度ということで、ファミリーでも気軽に挑戦できるハイキングトレイルとして観光客にも親しまれています。 ちなみにハワイ語では、その形から「レアヒ(マグロの額)」と呼ばれているそうです。 ダイヤモンドヘッドの名前は、18世紀後期にここを訪れた探険家などが、噴火口壁面の岩石の中に、光る方解石の結晶を見つけて、それをダイヤモンドと間違えたところから、ついたのだとか。 入山料は一人1$でした。 さて、いくら気軽なものとは言っても、一応は山登りです。 ママンは大丈夫なのかと心配しますが、本人は毎日のウォーキングですっかり自信をつけてまして、案外平気で登っています。 途中に展望台がありました。 モチロン、この日もほとんどがナゴヤ堂を着用しているワタクシ達ファミリー。 時々降りてくる日本人の方に笑われます。 ナ「はい、どーも。吉田ナゴヤ堂本舗でぇございます。日本帰ったら買ってください」 などと無駄なアピールを繰り返します。 「仕事中」が注目されるので大喜びだったたんたんは、この日は気分を変えて「昭和生まれ」で勝負しています。 生まれてねぇー。 登山道は途中、階段だトンネルだと手を変え品を変え攻めてきましたが、なに、こんなもの、ワタクシにかかれば物の数ではありませ・・・んっとこどっこい・・・しょっと。 はぁはぁ、ま、最後のね、階段は、はぁ、なかなか手強かったけどね、ま、なんてことは・・・はぁ。 どうだい、登ったぞ? このトンネル抜ければもう、頂上なんだろ? 大したことないものぉ。 悪態をつきながら、真っ暗なトンネルを進んでいますと、頂上から帰ってくる人達が、 「Last One!」 と、励ますように言ってくれたのですが・・・え、Last One? 今ので終わりじゃなかったの・・・? Last Oneは、結構長めのらせん階段でした・・・はぁはぁ。 それを抜けて外に出ますと、そこはもう、トンネルでくぐったのとは反対側の外輪山のふち。 いやーっ、あ、絶景かなァ、絶景かなァ!! 頂上近くから見たワイキキ方面。 手前の緑地がカピオラニ公園とホノルル動物園、ビル群の真ん中辺りにあるピンクの建物が「太平洋に浮かぶピンクパレス」こと、超高級ホテルのロイヤル・ハワイアンです。 まぁね、さすがにこんな景色見ちゃいますと、多少しんどくても、 「来てよかったね!」 ってことになりました。 下山は、大した問題もなくとんとん拍子に降りまして、クレーター内部の駐車場辺りまで戻って来ますと、リムジンタクシーが数台停まってまして、 「ワイキキ、2$ フォー・ア・パーソン」 と盛んに営業しています。 ハワイを歩いていますと時々このリムジンを見かけます。 2$というのはThe Busと同じ値段ですし、リムジンにもぜひ一度乗ってみたいところですが、どうもチップがどうこうとかの話になったら面倒です。 それに「外国でタクシー」というのは「物騒」の同義語、まさかハワイでそんなことは、とも思うのですが、一応子供もいることですし、念には念を。 それに、歌舞伎町辺りでも 「居酒屋、すぐご案内できますよ!」 なんてのにホイホイついて行くとロクなことがありません。 営業に乗っちゃダメ、は万国共通の鉄則なのです。 結構距離はありましたが、バス停まで歩きました。 ところが今度はバスがなかなか来ません。 ワイキキ方面に帰れる58番や22番は、長距離路線なので間隔が長いようなのです。 気さくそうなお兄ちゃんがやって来ました。 「22バン、58バンハ、イチジカン、イポン。ワイキキ、ヒトリ、3.5$」 お前もリムジンかい! そんな日本語だけ覚えやがって! しかも、クレーターの中にいたリムジンが2$だったのに、なんでそれより値段が上がる! ナ「No, Thank you」 当然シカトです。 お兄ちゃん、しばらく他のお客さんのところにも行った後で、またやって来まして、 「ワイキキ2$、コドモハ1.5」 ナ「NO, THANK YOU!!」 見てみろ。すぐに値段下げるあたりが、余計怪しいんじゃ! 結局、お兄ちゃんをシカトしているうちにバスがやってきまして、無事ワイキキ方面へ。 クヒオ通りでテキトーに降りまして、昼ご飯のお店を捜すことにしました。 りんりんはハンバーガー、ママンはロコモコが食べたいと言い出しまして、りんりん・みんみん・パパンのハンバーガー組と、たんたん・ママン・ワタクシのロコモコ組に分裂。 りんりん達は、バーガーキングを見つけたようで、そこに入るそうです。 ワタクシ達は、初日にも行った、ワタクシが「海の家」と呼ぶレストランへ。 この日のロコモコは大変塩味が濃くて、初日の方が美味しかったような気がします。 それにしても「ロコモコ」の名は、日本でもずいぶん耳にするようになりましたが、改めて考えるに、これはどうも「ロコモコ」という名前でずいぶん得をしているような気がしてなりません。 この可愛らしい名前が愛されたからこそ、ここまでメジャーになれたのではないでしょうか? 要するに「ロコモコ」が食べたいかどうかよりも、お店で「ロコモコ」と注文したい、ってことだと思うのです。 もしもこれが、例えば「ハワイ丼」とかいう名前だったら、ここまでのヒットは絶対なかったと断言しておきましょう。 ワタクシ達のすぐ後ろの席でも、いかにも日本から来た女子短大生仲良し3人組みって感じのギャル達が、それぞれロコモコを前にしてましたが、お嬢さん達、気をつけな。 そいつ、かなりヘビーな量をしてやがるぜ。 解ったかい? 名前は可愛くても「ロコモコ」は、立派な「猛獣」だってことさ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月01日 22時04分09秒
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