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今日は外気に触れるためと、連休の混雑を垣間見るために弁当を買いに新大阪駅まで往復した。
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米ニューヨークのコロンビア大学で、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区での軍事行動に反対する親パレスチナの学生らの抗議デモが続いている。米国は多様な国である。大統領の一存だけでもの事が決まるわけではない。
今回のデモも、イスラエルのやり過ぎを批判して起こされたものだ。あまりに非人道的なネタニヤフのやり方に抗議する形だが、米国の大統領は之を摘発する側になる。警官が動員されて、学生達を拘束逮捕しているのだ。
米国もネタニヤフに停戦を勧告しているが、聞こうとはしない。そんなイスラエルに反対する学生達なのだが、それでも国としては取り締まらなければならないのか。 警察の大義名分は、大学を不法占拠したというもので、なにやら白々しいが、現場では激しい闘争が繰り広げられているのだろう。
こうした動きは他の大学へも波及しているようだ。コロンビア大学では、少なくとも1人の教員が抗議行動を支持するとしていて、複雑な様相を呈している。学生らは米各地で主要道路を封鎖するなどの形で抗議の意志を示している。
学園内を占拠している学生達に重武装した警官達がキャンパス内の建物に突入し、占拠していたデモ参加者を強制排除した。TVのニュースで伝えられるところに寄ると、校庭を見下ろせる建物の1角に狙撃用の銃が設置されていたようだ。実際に使われてはいないようだが、あまりにやり過ぎではないかとの批判が上がっている。
警官の導入は大学からの要請だという。大学側は大学に無関係の者が主導しているとの見解の下に警官の導入を決めたようだが、真意のほどは解らない。要請に応じ警官は学生達を拘束していった。その数は当初100人を超えるとのことだ。
逮捕者の数は増え続け、2000人を超えたとの報道もある。
大学としては警察に対し、少なくとも今月17日までキャンパス内で警戒に当たるよう求めている。大学に一般警察が入ることは大学の自治を揺るがすとして問題が大きいが、この学長は話し合いなどの調整もしないまま性急に警察の導入を決めたようだ。
このデモに呼応するように1日、ロサンゼルスのUCLAでパレスチナを支持するデモ隊と反対派のグループが衝突したとある。
移民と多民族国家ゆえに宗教がらみの問題はこうした対立を呼ぶが、問題の焦点は、ガザ地区のパレスチナ人に対する殲滅作戦の是非であって、単なるパレスチナ人対キリスト(ユダヤ)教徒都の問題ではないはずだ。
何故にバイデンはイスラエルを支持し続けるのか、人道面には半眼しか開いていないのか、理解に苦しむイスラエル支持だ。
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Last updated
2024.05.04 11:09:53
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