吉雄の雑記帳・メモ

ここのところ、仕事が詰まっていて、案件を断り続けていた。

思考も停止気味で、睡眠もままならかなった。
期日に間に合うかどうか微妙な中、それでも良いものをつくろうと、
依頼してくれた方も共に頑張ってようやくすべてが終わったのだった。

結構辛い仕事ではあったけれど、それでも
依頼主が私の作品を評価してくれているようであったり
好きだと思ってくれていたり、完成したことをともに喜んだりすると
またいいもの作りましょうね。という気持ちになる。

パンフレットの表紙を気に入ってくれて追加でポスターにした。
そういうリアクションや言葉がとてもうれしいし
そのために作っているといっても過言ではない。

その依頼主の扱っているものはまたとても素敵なもので
それを演出できるのなら、頑張りたいと思う。
そういうお店や会社その他の企画に寄り添う形での
お手伝いができるのは、デザインの楽しいところである。

しかし！たまに、期日に無理にでも合わせることと価格を
予算内ですむようにしてしまうために
あまりよくない仕事が舞い込むことがある。

先ほどの、さわやかな朝を迎えた案件の後に舞い込んできた。

内容が危険というものではなく、
怒鳴れば早々に仕事が片付くと思っている
そんな姿勢の方からの仕事・・・・
もちろん、案件の相談段階では怒鳴ったりはしない。

しかし事が進んでくると人が変わる。
早く出来上がるための案などではない電話を掛けてくる。
実はこの仕事を終わらさないために邪魔しているのかとさえ思う。

そして、簡単なんだから早くやれ
仕事を与えてるのだから（この電話も含めて）
ありがたく思え。というのだった。

内心そう思っていたとして、それはそれでいい。
しかし、それを聞かされて気持ちよく仕事ができるのだろうか？
他の件で嫌なことでもあったのだろうか。
なぜにそうもぽんぽん嫌な言葉がいえるのだ。

イラストレイターが落ちただけでも、気が遠くなる。


ついでに言うと、私は仕事に困っていない。

今までの贔屓してくれている方達に加えて
それに今まで手伝っていたけれど本腰を入れてなかった
グループの仕事も受けよう。
面白そうな企画には率先して参加しようとしている。
必要な方に使ってもらえたらいいなと、他方話を進めていた。

だから、大きな案件をあげてやってるんじゃぁぁーと言われても
どうしたものかなぁと考えてしまう。

私のいつもの仕事の方が大きいよ。
それに、言われれば言われるほどに、
私の中ではその仕事は、小さな仕事になる。
精神的負荷がデザイン面でないところででかいのは
大きな仕事ではない。

そこの会社の案件は担当者が代わっても絶対に金輪際受けない。
といっても、電話をかけてくる人は担当者でもない。
担当者に対しての間接的嫌がらせなのかな；

この方関係の依頼を受けることは
先に書いた依頼のように、喜んでくれる方や
好きにやらせていただいている方への
裏切りではないかとさえ思う。

たぶん以前も同じ方の案件で、同じように
嫌な思いをしたように思うけれど
なんせ鳥頭なので、嫌な出来事や暴言は忘れてしまう。

また、まちがって引き受けてしまわないように
こちらに書いておこうと思った。

で、仕事だからと、どんな目にあってもいいのか
どんな不快な目にあってもいいのか
そして、仕事を与えてたら、どんなこと言ってもいいのか。
ちょっと考えてほしいなと思った。

さて、もう囚われずに楽しい仕事をしよう。