吉雄の雑記帳・メモ

なんでもかんでも、欲しい・欲しい言ってる人がいます。

話をきいてくれ、知識を分けてくれ。
あれも欲しい、あれ買ってこれ買って、あれしてこれして、お金も頂戴。
もっと優しくしてくれ、私が暴言はいても優しくしてくれ、
私がどんなに無理難題の我儘を言おうが、殴る蹴るをしても受け入れてくれ。
もっと愛してくれ、暴言・殴る蹴るをしても愛してくれ・・・


欲しい・欲しい言っているので、私はその人は「強欲」なのかなぁと思っていました。

相手には優しさや愛を求めているけれど
大体の場合、それを繰り出されても、受け取る側は優しさや愛を測るのみで
感激もしなければ優しさを返すことはあっても、殴る蹴るの暴言を吐く以前に
拒否する権利すら渡してもらえない。

大体、あれも欲しいこれも欲しいって言えば、最初のほうこそ貰えたとしても
乞われる物が増えてきたり、与え続けることが辛くなれば
頑張って延々応えたとしても、どうしてもいつか辛くなり離れていく。

長い目で見れば、ある程度優しくしてくれた人が離れていく流れなので
追々優しかったその人は去る。

そう考えると「強欲」でいることは、上手くないなぁ・・・って思った。
欲を満たすことを追うと、欲を埋めてくれる人が逃げるからね。

それこそ、先に書いた「優しさや愛」を測るために
わがままを言ったり、暴言を吐いたり、振り回さなければいいのに。

ある程度で止められたら、もっと長期間で
そこそこ欲を満たしてくれるんじゃないのかな。
死ぬまで逃げることもなく傍でせっせとある程度のわがままを
聞いてくれるんじゃないかな。

逃げられるほどの強欲。
相手が精神的に追い詰められてしまうほどの強欲って


実はかなり割に合わないし


もしかしたら、強欲で押しているけれど
本当は欲なんか人に満たしてもらっていることが嫌なのかもしれない。
一人でどうにかして自立したいのかもしれない。
だから、相手を追いやるようなことをする・のかも。



もしかしたら、本当は無欲なのかもしれない。



そう、ある日思った。