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blog the seventeen(いまの気持ちを17文字で)

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2024年03月27日
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カテゴリ:!なことば
姉が車の中で私に「あ、今の声お父さんに似てる」と言い出しました。「やっぱり親子やね」と。

それで思い出したのが衝撃の(笑撃の)「声取り違え事件」。家の近所に父母と同じ小学校教員、M先生が住んでいました。小さな町ですから彼女は父とも母とも同じ職場で働いたことがあり、家も近くなので互いの家族のことはどちらもよく知っています。私が高校生だった頃、彼女から家に電話がかかってきました。

電話を受けたのは父。その父に向かって彼女は言いました。「もしもし、あ、よっちゃん(私のことです)。お父さんに声がそっくりやね。」「お母さんは留守なの?ちょっと伝えておいて欲しいことがあるんやけど」彼女はまくしたてます。父は黙ったまま。

あれやこれや用件を一方的に言い、そして電話は切れたとか。その間父は私になりすましていました。

あわて者は彼女ですが、父も父。途中で彼女の勘違いを訂正する機会もあったはずですが結局最後まで父は「よっちゃん」で通したとか。彼女の勢いに気圧されたのかも知れません。相手に恥をかかせてはいけないという父なりのやさしい気遣いだったのかも知れません。

数年に1回はこの話になって、姉と笑い合うエピソードです。M先生、本当は途中で父と分かって逆になりすましている父を気遣って間違っている振りをしていたとかないかな。普段から色々とあわてんぼうの彼女ですから、それはないか。M先生、生きていたら100歳近いし、もう亡くなったかなぁ。





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最終更新日  2024年03月27日 07時33分15秒
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