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カテゴリ:体調管理
以前、チラリと触れたと思う。
クエン酸・タウリン・水溶性食物繊維(ファイバー)の3種類の粉末を溶かした 自家製ドリンクを毎日飲んでいる。 使っている粉末はすべて純度100%である。 2Lの水に対してそれぞれ30g、10g、30gを溶かしているので、 濃度はクエン酸とファイバーが約15%、タウリンが約5%となる。 これを以前は朝・昼・晩の3回200mLずつ飲んでいたが、そこまで必要があるかどうか 迷ったことと、ドリンクを作る面倒さの問題もあって(笑)、現在は朝食時と夕飯時の 2回にしている。1日に摂取できる量は、クエン酸とファイバーが6gずつ、 タウリンが2gという計算になる。 「タウリン3000mg配合!」という栄養ドリンクをよく見かけるが、 糖分が非常に多く含まれているので、糖質制限ダイエットには全く向かない。 それに、1日に吸収できるタウリンの量は1000~1500mgという話を聞いたことがある。 2000mgでとりあえず十分なのではないかと、自分で納得している。 ファイバーの6gには大きな意味は無いが、いずれにしろ水溶性食物繊維には 便通を促す効果は無いらしい。私はコレステロールの吸収を抑えるために飲んでいる。 便通のためには、やはり不溶性ファイバーであるブラン(ふすま)が効果的である。 さて、タイトルに挙げたクエン酸。摂取の目的は何と言っても尿酸値の低下と 疲労回復である。1日1~10gが基準と言うから、だいぶいい加減な数字ではあるが、 とりあえず自分はドリンクだけで6g飲めるようにしている。 筋肉疲労を和らげる働きがあるとだいぶ前から言われてきた。 だが、その辺はどうも怪しいのではないかといぶかしがる人もいる(笑)。 私の場合も特に実感はできないものの、やはりこれだけ世間でもてはやされている クエン酸の摂取をやめる度胸は無い。 しかしがなら、クエン酸には大きな欠点があることが最近取り沙汰されるようになった。 長い時間口の中にあると「歯を蝕(むしば)む」という重大な欠陥である。 クエン酸だけに限らず多くの酸に共通する性質で、虫歯では無く酸が歯を傷めることを 「酸蝕歯(さんしょくし)」や「酸蝕症」と呼ぶらしい。 ダイエットを始めてまもなくの頃からだから、クエン酸を飲み始めて4年くらいに なると思う。最近、いわゆる知覚過敏が激しい。さらに、上側左奥の2本くらいだろうか、 固い物を噛むたびに鈍い痛みを感じる。もちろん、単なる虫歯や歯槽膿漏の可能性も あるだろう。もう少し落ち着いたら歯医者に行かなければならない。 ただ、これが純粋にクエン酸のせいだとしたら、やっかいなことだ。 体のために飲み続けてきたクエン酸が知らぬ間に歯を蝕んでいたのだ。 根本的な解決法は、飲むのをやめること以外に無いということになってしまう。 「あちらを立てれば、こちらが立たず」 このことわざがこれほど見事にあてはまる例は珍しいかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年08月29日 23時27分51秒
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