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カテゴリ:事件・事故・天災
今日の地震は大きかった。
朝のほぼ6時。 普段は起きていない時間だが、私も女房も目が覚めてしまった。 揺れの大きさと長さにおののき、2人そろって居間のテレビを見にいく。 NHKをつけると「すぐに逃げて下さい!」を連呼するアナウンサーの声が いつにない迫力で我々の心を揺さぶる。 揺れのイメージは2004年の新潟中越地震を思い起こさせたが、 それよりは短い印象だったので、福島県沖辺りではないかと想像した。 案の定、福島の沖だった。しかも、震源が浅い。 これはまさしく、津波が来る地震である。 どきどきしながら7時過ぎまでNHKの映像を見守った。 民放では自衛隊のヘリからの映像などを交えていたが、 残念なことにNHKではほとんどいわき市の港の中継ばかりで、 どこにどの程度の津波が来ているのか、リアルタイムではまるでわからない。 おまけにアナウンサーは原稿を読み上げるのに必死で画面を見ていないから、 明らかに引き波が起こっているのに、一度は「海水が陸に向かっている」と 勘違いをする始末である。今日は「NHKはあまりあてにならない」と感じてしまった。 だが、いずれにしろ怪我人は出ても犠牲者が出なかったのは不幸中の幸いである。 後から公開された津波が川を逆流する映像などを見ると空恐ろしいものがあるが、 防波堤を越えて民家を押し流すまでには至らず、本当に良かった。 我々日本人は、津波という言葉を聞くだけで心が重たくなる。 人の命を奪うような津波はもう二度と押し寄せてほしくない。 無理な願いなのかもしれないが、そう思うのは決して私だけではないはずだ。 必ず起こると言われている南海トラフ巨大地震。 できることなら、1000年、2000年先まで延びてほしいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年11月22日 23時04分34秒
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