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2019年06月20日
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カテゴリ:教育・仕事関係
埼玉県川越市にある秀明学園という私立の中高一貫校が
生徒側に訴えられる出来事があった。

2017年11月、中学校に在籍していた少年が、
拾ったライターを寮に持ち込み、友人と火遊びをして床を焦がすという事件を起こす。
事件というほど大げさなものではないかもしれないが、
寮が全焼する可能性もあっただろうから、そう呼んでもいいと思う。

この行為に対し、学校側は少年と友人に対して最も重い罰を与えた。
退学処分である。
「学校の秩序を乱し、生徒の本分に反した」という理由だった。

ところが、この処分を重すぎると考えた生徒側は、
学園に約277万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。
そして、今月の13日にさいたま地裁で出た判決は、
約194万円の支払いを命じるものだった。
「退学処分は裁量権を逸脱し違法」という理由である。

学校側が控訴したので今後どうなるかはわからないが、
この判決は地方裁判所の一つの判例として残ることになる。
「私立学校といえども、生徒の処分に関して自由裁量を持っているわけではない」
ということである。さらにわかりやすく言えば、
「床を焦がしたくらいで退塾処分はやり過ぎだ」ということだろう。

やや難しい問題のような気もするが、確かに私立学校とはいえ、
当然ながら国から補助金をもらっている。学校法人である以上、
教育機関として「一定の良識」を持たなければならないということになる。
テレビドラマでは今でもあるだろうが、
学長や理事長がワンマン経営をするような学校はもはや存在できないのかもしれない。

秀明学園高校は今年の入試で国公立医学部へ3名の合格者を出している。
ほぼ2年に1度の割合で東大合格者も出すようだ。
進学校と呼べる中高一貫校だから学校の威厳を見せたのだろうが、
現段階では「常識を超える判断はやはり通用しない」という結論になりそうだ。
この学校の考え方は「旧態依然」と判断されたのかもしれない。





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Last updated  2019年06月21日 15時55分23秒
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