悠学日記

昼飯を食べてるときに
携帯が鳴る

電話に出ると
昔いっしょにプロジェクトをやった
コンサルとかをやってるおっさん

　　今はじめて流学日記を読んだんだけど
　　泣けてきちゃって　
　　ありがとうだけ伝えたくて
　　今も話しながら涙が出てくるんだけど
　　すごく恥ずかしいんだけど
　　ありがとうだけ伝えたくて
　　ありがとう

なんか訳がわからんが
嬉しい

大きくて太っちょで、
雑学、哲学の王様で
難しいことを小難しく話して
横文字が好きで
時々つまらんギャグを言って
自分で突っ込んでた
そんな人だったな～と想い出す

帰ってPCをあけると
メールが来てる

　　　先ほどは突然電話で失礼いたしました。
　　　わけわからないけど、「ありがとう」を
　　　とにかく伝えたくて先ほどは電話をしました。

やはり相手も訳がわかっていなかったのか


　　　「流学日記」を読み
　　　笑いました。
　　　涙を流しました。
　　　考えました。
　　　批判しました。
　　　哲学しました。
　　　楽しみました。
　　　（・・・・・以下３万行略）
　　　自分がしていることの小ささに直面しました。


ちょっと中略


　　　この広いまたは狭い地球について
　　　いろいろ教えてくれてありがとうございます。
　　　世界にはいろいろな人がいて、いろいろな考えがあり、
　　　いろいろな体験があることを教えてくれて
　　　ありがとうございます。

　　　この本を片手に一から出直します。

　　　このメールを書く前にどう伝えようとか、
　　　何を伝えようとかいろいろ考えました。でも
　　　私はあなたにありがとうしかいえません。
　　　それ以外はありません。

　　　ありがとうございました。


なんかわからんけど
嬉しい

なんでこの人からの突然の電話や
メールがうれしいのか考えてみる

もしかしたら
感謝されてるから
なのかも

感謝をもらう嬉しさなのかも
しかも
心からの純粋な感謝を


ふむ

やっぱ
感謝っていいな

やっぱ自分は
たっくさん感謝して
たっくさん感謝をもらう
そんな生き方
死に方をしていこう

感謝を再発見させてくれた
おっさんに
心から感謝
悠