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カテゴリ:ドキュメンタリー映画
生きたかったよ 死にたくはなかったよ 日系アメリカ人が監督したドキュメンタリー作品です。 日本人の間では実態についてあまり知っている人は居ないのではないでしょうか? この作品を観れば実際に神風に乗った人の証言を聞くことができます。 北米最大のドキュメンタリー映画祭で上映され、大きな反響を呼んだ。 監督の親せきや元特攻隊員、特攻隊に攻撃された艦の乗組員だった アメリカの退役軍人らの生の言葉が戦争の悲惨さを物語る。 アメリカで特攻は狂った行為と知られていますが、日系人監督のリサ・モリモトが その真相を突き止めるため日本とアメリカで取材をしていきます。 4000千の特攻隊で40の駆逐艦を大破したなど衝撃的なことが分かりました。 たった40の駆逐艦のために無駄死にしたことがよく分かります。 一方、アメリカの元海兵隊員は神風が怖くってたまらなかったという話をしていました。 10機のうち1機だけが撃ち落せなかったという証言もしています。 やっぱり特攻は自殺行為ですねー。昔の日本はそれで普通だったことに驚きです。 それも半分以上が少年兵だったそうです。そして責任感を感じた先生までもが特攻隊に 志願したそうです。見事その先生は駆逐艦を大破させたらしいですが、奥さんと子供は 投身自殺したそうです。なんと言う悲惨な結末。現実とは思えませんね。 この作品は一部アニメが使用されていて戦闘状況については非常に分かりやすかったです。 そしてほんとんど実際の映像が使用されていてリアルでした。 ちょっと不満だったのがインタビューが少し聞き取りにくかったことですね。 聞こえるんですが老人声なので平成生まれの僕にはちょっと聞き取りずらかったです。 パッケージデザインがすごいですよね。 【ストーリー】 ニューヨークで生まれ育った日系二世のリサ・モリモト監督は、 ある日、自分の叔父が特攻隊員だったことを知る。 彼女にとって“特攻”とは狂信的で愚かな行為でしかなかったが、 叔父をはじめ多くの元特攻隊員が当時のことを何も語らずに死んでいったことを知り 衝撃を受ける。彼女は当時の話を聞くために、日本にいる親せきや元特攻隊員らを訪ねる。 監督にとても意欲が感じました。→→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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