「秋のカフェーで、芥川を読む」公演後記その2
ステージはこんな感じ。セピア色の空間にアクセントとして、譜面台を飾り付けてみました。ちょうちょは磁石です!最初の作品は、年少文学の「白」少しだけ、プラネタリウムを使いました。白い天井だからできること。茶会記は完全暗転ができるので有り難かったです。休憩を挟んで、二作目は切支丹ものの「南京の基督」「南京の基督」はいつかステージで読みたいとずっと思っていました。茶会記は本当にピッタリで、「南京」を読むにはこれ以上ない空間、まるで舞台のセットみたいでした(笑)始終、薄暗い部屋で展開するこのお話。ランプが効果的なのです。開演前や休憩時間の読み物として、当日パンフレットを作ってみました。昔の中国、そして基督教の言葉など、少々わかりにくい言葉も出てきますので、中は用語説明も。衣装は、こちら!途中で衣装を変えようかなあとか、いろいろ考えたのですが両方の作品に共通するイメージが「白」でした。壁の茶色にも、映えたかな?声一本の文芸朗読は、朗読家にとって、基本であり最終目標です。そんな「特別」に立ち会って下さったお客様、本当にありがとうございました。そして、この機会と素敵な空間を提供して下さった茶会記に感謝を・・・「今後レギュラーで」というお話もいただけたので、またしっかりじっくり取り組んで行きたいと思います。ほんとうにありがとうございました!!