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青年海外協力隊とエチオピア

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yuji5296@ Re[1]:(10/24) kazuhaさん >ソマリアなどを気にする…
kazuha@ Re: >yuji5296さん お返事ありがとうござ…
yuji5296@ Re:質問(10/24) >エチオピアでは、現在最もエチオピア人…

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2008.02.09
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カテゴリ:旅行
5泊6日の日程でエチオピアの南部方面へ旅行に行ってきた。
エチオピアには80以上の民族・言語があると言われている。
アムハラ族、オロモ族、ティグレ族のような多数民族は、それぞれの民族毎に州
を形成しているが、南部には少数民族がたくさんあり、多数の少数民族が集まっ
て、南部諸民族州という1つの州を形成している。今回の旅行は、この南部諸民
族州の中のいくつかの民族の村を訪れ、いくつもの民族の人達と出会う事ができた。

○ムルシ
1日目に南部諸民族州の州都アルバミンチ、2日目にジンカに到着し、3日目によ
うやく一番のお目当てのムルシ族に会うことができた。ムルシ族の女性達は、下
唇に直径5~10cm程のお皿を入れている。昔何かのテレビで首長族を見た記憶が
あり、首が長い女性程、美人であるらしい。ムルシの女性達もお皿が大きい方
が、美人なんだろうか・・・
彼女達は、我々観光客が来ると、口にお皿をはめて、我々の前に並び、写真を
撮ってとアピールしてくる。写真を撮れば、一人当たり2ブル(約30円)支払わな
ければいけない。小さな子どもを抱いていれば、さらに1ブル要求される。何故
か汚い紙幣だと受け取ってもらえず突き返される。さらに車1台に付き100ブルを
村に支払う。そしてお土産にお皿を5~10ブルで購入。
念願のムルシに会えたのは嬉しかったが、商売気たっぷりで強引に迫ってくる姿
にちょっと引いてしまった。人里離れて昔ながらの生活をしている彼らが、何故
そこまで現金を欲しがるのか分からないが、きっと我々観光客がそうさせてし
まったのだろう。

その後、マゴ国立公園内を車で周遊した。結構な入場料を払って入ったものの、
動物にはほとんど会うことができなかった。ドライバーが言うには、朝早くか夕
方近くに来るのがお勧めらしい。

○外国人価格
途中で訪れた、アルバミンチやジンカのレストランやカフェでは外国人とエチオ
ピア人の価格が違う。店によっては英語で書かれた外国人用のメニューとアムハ
ラ語で書かれたエチオピア人用のメニューを用意しているところもある。先に南
部を訪れた先輩隊員達からその情報を聞いていたので、アムハラ語のメニューを
下げようとする店員を咎めたりもしたが、彼らにとってはもうそれが当たり前
で、堂々と外国人価格の存在を認めていた。旅行で外国から来たのなら、諦めざ
る終えないが、エチオピアに住んでいて、アムハラ語のメニューも読めるのに、
外国人だからといって、首都アディスアベバより高い値段を堂々と要求されるの
は当然納得いくわけはなく、アムハラ語で「我々は観光客で無く、エチオピアに
住んでいるボランティアだ」と説明したが、聞く耳持たずで、注文すらとっても
らえなかったりする。途中からIDカードを見せれば良い事に気付き、注文時に
見せたら、すんなりエチオピア人価格にしてもらえた。


その他にもいろんな民族に出会い、エチオピアが他民族国家である事を体感する
事ができた6日間だった。南部へ向かう途中、ずっと工事中の道路を迂回するよ
うに走っていた為、時間もかかり、道も悪く、車に乗っていても揺られまくるの
でとても疲れた。あの綺麗な道路が完成すれば、南部へのアクセスはもっと良く
なり、観光客も行き易くなるし、物流も良くなるし、南部の人達の生活は変わる
だろう。30年後、この地域がどう変わっているか見に来たい。






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Last updated  2008.08.26 20:41:46
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