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カテゴリ:治療
季節の変わり目で体調管理が難しい時期です。 この季節の疲れは風邪に結びつきやすくなります。 アデノウィルス 夏風邪の一種として発生し、高温多湿で増殖する。くしゃみ、咳、排泄物に混入し感染する。集団発生し易い(アデノウィルス3型と7型が関与されるとされる)プール熱(咽頭 結膜熱ともいう)幼児がアデノウィルス肺炎に罹ると重症になり気管支拡張症が後遺症として残る事が多い。 症状 咽の痛み、頚部のリンパ節の腫れ押すと痛む、悪寒して発熱し程度は高熱が多い。目に感染すると角結膜炎を起こし、目がゴロゴロして痛んだり、眩しく涙、目やにが出る(流行性角結膜炎という) 腸に感染すると腹痛、下痢も生じる。この場合発熱と下痢により脱水症状を起こす事もある。咳、痰、鼻水も生じる。感染にる炎症が気管支に及ぶと気管支炎~肺炎に至る。これに細菌感染を合併する。 コクサッキーウィルス 夏風邪の一種として発生し高温、多湿で増殖する。5歳までの乳幼児が罹り易く90%を占める。このウィルスに罹ったものをヘルパンギーナと呼んでいる。 症状 咽が赤くなり痛く、発熱が主。急に高熱となり不機嫌で食欲が無くなり、食べると嘔吐したりする。咽の痛みがあり、咽の粘膜に直径2mm前後の灰色の小水泡が数個~数十個見られ、これが潰れて小潰瘍になったものが混在するようになる。高熱と拒食の為、乳幼児では脱水症状が起こる傾向となる。一般的には発熱の持続は2~3日で、咽の潰瘍も少し遅れて回復し、おおよそ1週間で治るが、免疫が弱い場合、骨髄炎等の中枢神経系の感染の原因にもなるので注意が必要である。 注意 アデノウィルスの場合と同じで免疫が弱く髄膜炎への移行の恐れがある場合は靈黄參を1日3回併用維持投与の必要がある。また、咽が小潰瘍の為、非常に痛がるのでサメミロンに針で穴を開けて、口中へ入れなめさせると効果的である。 肺炎を引き起こす、その他のウィルス 麻疹(はしか)ウィルス 冬から春にかけて多発する。 症状・はしかの初期(3~4日)は発熱、咳で始まり風邪と思っていると、目やにが出るようになる。発病後2~3日して頬の内側にコプリック斑が見られるのが特徴。(コプリック斑 栗粒大の白い小水泡が数個~数十個みられるもの)このような風邪のような症状が3~4日続いた後に熱37°台に下がるが1日位で再び上昇し始め発疹も現われ本格的な麻疹に入る。麻疹の本格化(4日目~8日目)発疹は発病後4日目から顔、胸に現われ全身に広がっていき熱も日毎に上昇して発病後6日目頃には39°前後になる。(8日目以降)発病8日目頃から熱が下がり始め、元氣が出て来て食欲も出て来る。発疹も出た順に薄くなり細かいヌカのような皮が剥がれて治って行く。ところが本格的麻疹期に全身の抵抗力が弱まり肺炎を合併する事があり麻疹で死亡する小児の多くは合併した肺炎による。稀には麻疹脳炎の合併の場合もある。 大注意点 新薬の風邪薬・解熱鎮痛剤・消炎鎮痛解熱剤の投与は禁忌。抵抗力低下を来す上にウィルスが透発しないで内攻し肺炎、髄膜炎を引き起こし易くなり生命の危機に関係してくる場合もありえる。 治療 一般的には 升麻葛根湯 証によって変わる。
サイトメガロウィルス肺炎(日和見感染の一種) 病状の進行及び免疫力を低下させる要因により重度の免疫力低下がある時に罹患する。サイトメガロウィルスは内因性ウィルスで体内に存在するウィルスで普段は全く健康状態であるが、かなり免疫力が低下すると急速に増殖して肺炎を引き起こ 症状 発熱、呼吸困難で始まり呼吸困難が酷くなり呼吸が浅く、呼吸数が増してチアノーゼとなる。痰、咳は少ない。急速に進行する場合は生命の危機がある。 notes 免疫力を低下させる要因・高齢及び癌、糖尿病、腎不全、肝不全、脳血管障害等の病氣及び抗癌剤、免疫抑制剤、副腎皮質ホルモン剤の服用及び放射線治療法 日和見感染について 体内に住み着いている数々の微生物を常在菌といい、健康状態では常在菌に対しては抵抗力が備わっていて増殖を抑えている為発病する事はないが、生体の免疫力が低下すると増殖して病原性を発揮する。 肺炎を引き起こす、その他の病原微生物 マイコプラズマ肺炎 流行性で学校を中心に流行するとされている。聴診器でラッセル音がする。胸部X線撮影で肺門部位に異常な陰影が写る事がある。 症状 痰は少ないが夜眠れない位の強い咳が頑固に続くのが特徴37~8°の発熱を伴う。 以上が夏風邪症候群に関するウィルスの概要です。冬とは違う事がおわかり頂けた事と思います。マクコプラズマ肺炎に関しては、抗生物質の服用の必要性が多いと思いますが、副作用の軽減の為にも漢方の必要性があります。
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