腎臓結石
私は10年ごとに腎臓結石で苦しめられています。得意先には結石持ちで有名?です。昨日、結石で苦しむ得意先から、体験をもとにした治療法のアドバイスを求められました。
生薬系では・キンセン草+茯苓飲。尿管を暖めてのばそうとする処方などが使われたりしています。
ちなみに石が直径が5ミリ前後のもの
腎臓にできた尿路結石が尿管に落ち込み、尿管を防いだときに、激痛を伴う発作が起こります。一般的に、激痛は2~3時間続きます。
直径が1.5センチを越えるもの
尿路結石が大きすぎて腎臓から尿管に落ち込まないため、激痛の発作は起きにくくなります。ただし、尿の流れが悪くなるため、長期間、放っておくと腎不全になる可能性もあるそうです。今の私の状態はここです。
尿路結石の最新治療法は、体の外から衝撃波をあてて、体内の石を砕くというもので、痛みも少なく、入院しなくても尿路結石を取り除くことができ、保険もきくため、現在、最も有効な治療法だとされています。以前、やったときには10万円程度の費用がかかりました。
ところが、この治療法を用いても、5年後、10年後で再発を起こす可能性が高いことが分かってきました。私がやったときも、同室の方々は4回めだったり、7回目だったりしていました。日本泌尿器科学会出版の「尿路結石症診療ガイドライン」によると、5年間でなんと40パーセントもの人が再発を起こしています。
石の成分はシュウ酸と呼ばれるものですが、シュウ酸は人間が日常的に口にするほとんどの食品に含まれています。とくに多く含む食品には、ほうれん草、バナナ、ココア、コーヒー、大根、なす、さつまいも、ビールなどがあります。
「シュウ酸」にとって、動物性脂肪や植物性脂肪からできる「脂肪酸」は、最大の"恋敵"なのです。「脂肪酸とカルシウム」は「シュウ酸とカルシウム」以上に相性が良く、「シュウ酸」を置き去りにして結合してしまいます。「脂肪酸」に「カルシウム」を奪われた「シュウ酸」は、仕方なく血管を通って腎臓へたどりつきます。ここで「カルシウム」と結合し、尿路結石(シュウ酸カルシウム)となってしまうのです。
シュウ酸を含む食品を食べるときには、カルシウムをできるだけたくさん取ることで予防になるようです。