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2007.12.31
カテゴリ：シネマな休日
そろそろ2007年も終わり。
毎年のことだが、 クリスマスも終わり、 年末に近づくにつれ、 日本の時代劇とか白黒映画とかを やけに見たくなる。 先日、 「幕末太陽傳」を見た。 昔見て、とても気に入っていた映画。 監督：川島雄三 助監督：今村昌平 出演：フランキー堺、石原裕次郎 日本が誇る”粋”なコメディ映画。 時は幕末。 舞台は品川遊郭。 下敷に落語の「居残り左平次」。 昔、品川はこんな感じであったのかとちょっと驚く。 僕が田舎もののせいか、 フランキー堺の要領の良さ、 身のこなし(羽織を身に着けるときとか)など に軽く嫉妬しつつも、とにかくテンポがいいので、 見ていて心地いい。 幕末の志士役の石原裕次郎もいい。 世界を食っちまうような笑い方がなにしろいい。 あのぐらい豪快に笑えるときっと人生も楽しい。 ラストシーンの”絵”はとても印象的。 テンポわりーなオレ(わたし)の人生と思ったときにお薦め。
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