カテゴリ:聖地への旅
ぼくは、
ある特定の宗教を信じている訳ではないけど、 ”聖地”があることを知っている。 聖地というのか、パワースポットというか。 これは、UFOはあるのかとか宇宙人は存在するかとか 火の玉はお化けはとかそういった類のものと似ているようで ちょっとちがう。 言葉では説明しにくいが、要は 鳥肌がたつかたたないかということ。 皮膚感覚。 さっきふと湯船で、聖地について思いを巡らせたので ちょっとこれについて書く。 実は20歳の時からのテーマ。 世界には聖地とよばれる場所がいくつも存在する。 よく知られたところもあるし、だれにも知られずひっそりと こっそりと存在するところもある。 ぼくは機会あるごとにそういうところを好んで歩いてきた。 その中から少しずつ紹介。 ある意味、ぼくの鳥肌体験。 記念すべき第一回目は、無名なところ。 メキシコ。 ウシュマルの・・ 。 メキシコは、サボテンとかテキーラとか砂漠な乾いたイメージが 先にくるけども、東南部には熱帯雨林が広がる。 紀元前4c~紀元後16c、 この熱帯雨林にマヤ文明が栄えた。 ウシュマルは古典期後期の紀元後600年~900年に属する遺跡。 「魔法使いのピラミッド」や「尼僧院」などマヤ遺跡の中でも 魅力的な建造物が多い。世界遺産に登録されている。 http://www.geocities.jp/bokata94/uxumal.htm けっこー広いのだが、奥のほうなのであまり人が行かない場所がある。 スペイン語で、 cementerio. 墓場。 マヤ人の墓場。 そこは崩れ落ちた石に植物が侵食していて、ふしぎな 静寂があった。 聖地にはいつもなんらかの静寂がある。 ぼくはたまたまそこに入り込んだのだが、入った瞬間に空気というか 磁場というか、なんかそういったものが変わったのを感じた。 実に穏やかな、たおやかな時空間に迷い込んだ。 マヤ人の墓。 ぼくはそこに腰を下ろしてしばらくマヤ時間を楽しんだ。 おまけ:ウシュマルの「尼僧院」という建造物はマヤのプウク様式の傑作。 このプウク様式はアメリカの建築家、フランク・ロイド・ライトに影響を 与えた。 マヤの暦では2012年はキーワード。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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