2008年の中国を象徴する事柄として、
長い目で見た備忘録として、
記しておく。
新労働法施行-2008年1月
「韓国企業 中国から“夜逃げ”続出 青島地区だけで206社」
≪9割が環境悪化懸念≫
同会議所の調査結果によると、今後の中国市場に関して
「企業環境は悪化する」と中国進出ずみの韓国企業の約86%が指摘した。
昨年3月に実施した同様の調査では、同じ設問で「悪化する」と回答した企業は
約33%にとどまっていた。中国での事業環境の悪化に懸念を示す韓国勢が一気に
9割近い水準に達した。
中国政府は今年1月に労働者の権利強化を図った労働契約法を施行。
終身雇用への移行を含めて経営側にとって総人件費の上昇は避けられず、
同時に労使関係もこれまでよりも複雑になった。
韓国紙、朝鮮日報などによると、年15%を超える賃金上昇や
加工貿易禁止品目の拡大など、中国当局の規制措置で悪化する
経営環境に対応できず累積赤字となった企業が生産設備を放棄。
法的な清算手続きを無視して突然、帰国してしまう問題も相次ぎ発生した。
賃金や労使関係をめぐって経営者が暴力沙汰(さた)に巻き込まれるケースもある。
新労働法:
http://www.molss.gov.cn/gb/zt/2007-09/29/content_198892.htm
FujiSankei Business i:
http://www.business-i.jp/news/china-page/news/200803070006a.nwc
確かにみんながみんな読んでいた。