Mrs.Wain の イギリス生活日記

それでは、前回のロンドン日帰りツアーの続き。。。

「ナショナル・ギャラリー」
で無料で世界的にとっても有名な絵画を
思う存分満喫した後

もちろん
その後は、しっかり腹ごしらえです。

日本食のお店がたくさんあるピカデリー・サーカスのあたりでもよかったんですけど
少し入ったところにある
SOHO（ソーホー）の
「SO」という日本食レストランに行ってみました。

行く前にネットで調べて評判よかったとこだったんで。


店内の装飾やライトの感じは
日本のお洒落な居酒屋さんみたいで素敵…。

さっそく、アサヒビールを注文し、

前菜に「握り寿司の盛り合わせ」

メインに「鉄火丼ランチ」

 

をいただきました。



感想は…。

ご飯が、日本米じゃないような…。
きっと、カリフォルニア産の「コシヒカリ」
みたいなおコメだと思うんだけど…。

やっぱり、あの日本の炊き立てのおいしいご飯とは全然違う。
いつも、うちで食べてるのと同じ味でちょっとがっかりでした。

水質も違うしあたりまえかぁ…


しかも
私達がランチ時間の一番のお客だったんだけど
「しゃり」がちょっと硬くなってた…。

「ロンドンだったらきっと本物の日本食が食べられる～！」
って、異常に期待して行ったから
逆に厳しい感想になったのかもしれないけど…。

イギリスで食べる日本食は
きっとどこで食べても一緒なんでしょうね。
だって、みんなイギリス人向けの味や雰囲気にしてあるだろうし、
日本の新鮮な食材なんて手に入らないだろうし…。



お店関係の人、もし見てたらごめんなさい。
「ロンドンの有名日本食レストラン」の妄想がふくらんでふくらんで
かってに一人歩きしてたようです。。。

イギリス人のお客さんのレビューはとっても高い評価をしていたので
イギリス人にはとっても合う味やパフォーマンスなんだと思います。

一人で
日本茶を飲みに来る
渋めのイギリス人レディーの方もいらっしゃったし。


スタッフの方は
とってもサービスがよくて
「あ～、ちょっと注文しようかな～」
っていうタイミングでいつもテーブルにきてくれて、
居酒屋さんを思い出しちゃった。

あの絶妙なタイミングは日本ならではで
すごく落ち着くのよね～。


おなかがいっぱいになった後は…。

またまたSOHO（ソーホー）の街をぶらぶらして

パブでちょと一休み～

この日は久々に天気のいい日で気温も25度くらいまであがって
みんな、外でくつろいでます。


って、
ロンドンの街角で

「青白い顔のおっさん発見！」

なで肩ではないようだけど…。

ドイツにいる青白い顔のおっさん（失礼！）に張り合うような
強烈キャラです。

あ～、びっくりした。

びっくりしながらセイント・ジェームズ・パークに行ってみると
こっちでは
パーク中に椅子（有料か？）を引っ張り出して
日向ぼっこをしている集団がっ！！

いくら、久しぶりに天気がいい昼下がりだからって…
普通にこの日は水曜日だったのに
観光客にまぎれて

働くビジネスマン達が
ソーラーパワーで充電中でした…。



お次に、
セイント・ジェームズ・パークの南にある
衛兵博物館（Guard's Museum）の前を通ると、
閉館後だったんですけど、

新米衛兵のみなさんが
鬼教官のもと、行進の練習をしてました。

 

実際の衛兵のみなさんが訓練している姿が見れてラッキーでした。

何年後かには、このみなさんも
バッキンガム宮殿の衛兵交替式に出るようになるんでしょうか…。




私達がロンドンに行ったのは
「ロンドン爆弾テロ未遂事件」の数日前…。

ちょうど、私達が通った道に
テロに使われた車が停まっているのをニュースで見て
とてもショックでした。


楽しいロンドン旅行だったのに　
なんだか背筋が凍る思いでした。


当時、ニュースでは
近くに住んでいる人や働いている人のインタビューを
していたのだけれど、

「テロに負けないためにも、こんなことで怖がったりせずに
外に出て、普段どうりの生活をするんだ。」


「イギリスは今ではいろんな国の人が集まって、助け合って国を支えているんだ。
ほんの一部の異常なテロ思想のために、
私達がお互いに（人種や宗教で）不信感を持って生活することがないようにしないといけない。」


などと答えていました。

一連のテロの背景には
宗教だけでなく、いろいろな国の思惑や莫大なお金、
権力争いなど長く悲しい歴史や複雑なやり取りがあるのだけれど…。

人が人の命を無差別に奪っていいはずがありません。

新聞で読んだのですが、
イラクでは、
まだ、はっきり意味もわかっていないような5～６歳の子供の体に爆弾をくくりつけて
自爆テロをさせるというのが頻発しているそうです。

でも、そのスイッチを押すのは大人。
大人だと、米英兵の側やマーケットなどに近づくとあやしまれるから…。

なんだか、とっても悲しいです。

私たちの世代で解決への道が開けるんでしょうか…。
それとも、もっと悪くなる一方なのでしょうか…。




なんだか、ロンドン観光とはぜんぜん違う方向にきちゃったけど、
いろいろ思うところがあって、少しだけテロのこと書いてしまいました。

 

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