カテゴリ:バイリンガル教育
ある研究会のメーリングリストに、
前回、前々回のブログ、 「ルーツ言語の定義」 「(狭義)ルーツ言語を定義する過程について」 に書いたような内容を投稿したところ、 ハンガリー在住の先生からすぐに コメントをいただきました。 その先生によると、 ドイツでは「継承語」ではなく 「出自語」という言葉が使われているのだそうで、 出自について、コトバンクでは、 親子関係の世代的連鎖に基づく特定祖先への系統的帰属。 この場合の親子関係は社会的に承認された親子関係であり、 したがって必ずしも血縁であるとはかぎらないし、 また生物学上の親子がすべて社会的な親子関係になるともかぎらない。 となっていると教えてくださいました。 また、ハンガリー語で書かれた、ドイツに住むハンガリー人の ハンガリー語(教育・学習)についての複数の論文では、 日本語にすると「出自語」に近い「家系語」なる語が 使われているのだそうです。 家系語の定義は、 家系語とは移住者の出身の国で日常的 (そして/あるいは)公用語として使われているもの。 出身国とは、移住した家族がもともと住んでいた国を指す。 (出典はハンガリーの大使館らしいです) となっているそうです。 世界には、「継承語」以外にも、 その地域ごとの特徴に応じた 類似の言葉が数多くあるようだということを 教えていただきました。 つづく。 (MHBメーリングリスト 2017年3月24日の投稿より) ↓ふたり目ちゃん、家の近くでお花摘み。 IMG_2903 posted by (C)つばめ ↓りんごの花も終わり、小さな実をつけています。 IMG_2890 posted by (C)つばめ ↓桃も実がなっています。 IMG_2895 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/05/25 01:06:19 PM
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