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テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:コスモポリタン・ライフ~私はどこへ?
中東で大手ニュースサイト「ガルフニュース」を開いたら、 カタール航空のコマーシャルが載っていた。 よく見ると、今期のプロモーション・フライトの宣伝があり、 その中に、ストックホルムという目的地が・・・・・
あれ?カタール航空はストックホルムまで飛ばしていたのか?
と思ったが、見ての通り、載っているのだから 最近になって開設したのだろう。
エミレーツ航空でさえ、ストックホルムまでまだ飛ばしておらず、 中東で初めての路線ではないかと思う。
そうえいば、スカンジナビア航空も今年の秋にドバイまでの路線を開設した。 いずれも直行便ではないが、 カタール航空はドバイの隣、ドーハで乗り換え、 スカンジナビア航空はコペンハーゲンで乗り換えで、 乗換えを含めた所要時間を比較すると スカンジナビア航空のほうが短い(約8~9時間)。
今まではKLMオランダ航空やオーストリア航空、ルフトハンザ航空などを 利用していたが、いずれも乗り換え・所要時間がかかるため 10時間以上かかっていたが、
これでドバイへの路が近くなった。
さて、北京からストックホルムまでは、なぜか直行便がある。 それは上記のスカンジナビア航空。 といっても、これも今春に開設したばかりの新しい路線だが、 週2回程度の直行便、あとはコペンハーゲンで乗り換えである。 これも所要時間は8~9時間程度。
北京からドバイまではエミレーツ航空の直行便がある。 約9~10時間。
実は、このスカンジナビア航空なのだが、
客室乗務員に
オジちゃん・オバちゃんが多い。
平均年齢は40歳以上か?と思われる。
そのこと自体は全然悪いことではない。
夫にこのことを言ったら、 「みんな、辞めないからだよ」だって。
去年までは、スカンジナビア航空では ストライキが頻発していて、 いつフライトがキャンセルになるか心配するくらいだったのに、 今年になって新しい路線を増やし、ストライキの話も聞かない。 北欧の好景気のせいなのだろうか。
ところで、 スウェーデンでは女性の社会進出が多いが、 これには理由がある。
働かなければ、肝心の社会保障が受けられないのだ。 日本と違って、配偶者控除や配偶者健康保険は存在しない。
また、結婚すればタダでさえ高い税金が2倍になるので、 その税金を逃れるために スウェーデン人は結婚という形を取らずに同棲(事実婚)をとる。
当初は、スウェーデン市民が税金対策として取っていた制度が 今はガイコク人にも適応され、 「私はスウェーデン人と付き合っているから、いっしょに住むための ビザが欲しい」といって 一定の書類審査と面接をパスすれば合法的にビザが下りる。
同棲が認められているからすすんでる~と日本では 取り上げられているが、本来の意味はそうじゃない。 社会保障の国も、 最近は「ゆりかごから墓場まで」は神話になりつつあり、 日本と同じように 老後の面倒は自分で見ろよ~と政府のコマーシャルもあるくらいだ。
スウェーデンの洋服の有名ブランド「H&M」にも 扱っている商品が若くても、おばちゃん・おじちゃんが働いているし、 建設現場でも女性はいる。
老後の資金のためにも 年齢制限なしに働けるのもいいことではないか。
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Last updated
2007.11.28 20:09:30
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