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テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:ストックホルム

環境問題対策先進国のスウェーデンであるが、

先日、レストラン経営の友人と話をしていたら面白い話になった。

 

スウェーデンでは、

日本と同じように水道水が飲めるので

レストランでもミネラルウォーターを特別注文ない限り

普通の水をもらうことができる。

 

だが、

店で買えるのは

ミネラルウォーター(炭酸ナシ)はほとんどなく、

ほとんどが炭酸水である。

 

 

この炭酸水は

苦手な人も多いが、最近ではいろいろなフレーバー付きの水が販売されており、

普通の炭酸水より飲みやすくなっている。

 

 

ミネラルウォーターを生産しているスウェーデンのブランドもあるが

ほとんど業者向けで、一般にはノルウェーブランド1種類しかない。 

(しかも炭酸水より高い) 

 

 

なので、

レストランでミネラルウォーターを仕入れるときは

イタリアとかほかの国から輸入することになるのだが、

 

そこが環境問題に厳しいスウェーデン。

 

 

なぜ、

世界でも水がきれいなスウェーデンの水を飲まずに

他の国の水を買うのだ!!

 

と中傷され、

 

おまけに、

 

イタリアから輸送する際の

石油や排気ガスなどが

温暖化に影響するのだからやめろ、

 

とくる。

 

 

 

また、

 

捕獲数の減っている魚をレストランで使うと

 

すぐに非難の対象にされるので

 

最近ではそういう魚をレストランで使うのをやめるところが

出てきているらしい。

 

 

グルメより温暖化対策なのだ。

 

 

テレビ番組でも

温暖化を扱ったものが増えており、その意識の高さを実感する。

 

 

確かに、

それだけ深刻に考えなければならない時期に来ているのだが、

国によって意識が随分違うのでその差に驚く。

 

 

北京では

温暖化についてさえも知らない人がほとんどだし

国にお金があっても自国の利益、

例えば、オリンピックの経済効果しか見えてない中国には

先が思いやられる。

 

 

ドバイでは、

欲しいものは何でも手に入れる式で、

例えば、捕獲数の減っている魚なんかは

「希少価値」メニューとして

むちゃくちゃ高い値段になって出てくるのだろう。

 

それをポルシェやフェラーリに乗った

金持ちがたらふく食うのである。

 

 

スウェーデンだけががんばってもね~ 

 

 

ちなみに、

ストックホルムの都市部の最も空気の汚いところですら、

北京の7分の一である。

 

つまり、北京は

ストックホルムの7倍、空気が汚いのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 






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Last updated  2008.01.12 07:34:09
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