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カテゴリ:出産・子育て
でも、母としては心配です
「でも、どうしても心配です。子供がのうのうと遊んでいるのを見ていたら、胃が悪くなってしまいます」というお母さんもいらっしゃるでしょう。 「私の心配を軽くする方法はありませんか」どうしても心配が残るお母さんの、その心配を軽くする方法で、こういうのはいかがなものでしょうか。 お子さんが遊んでいるときに「私も勉強するから、教科書を見せてよ」とお母さんが勉強を始めてみるのです。 ほんの5分くらいでいいです。 そして「ここはどうなるの」と聞いてみるのです。 「ああ、今はそのような勉強のしかたをしているのね」と、納得をしたり、「私は、間違って覚えていたわ」と教わったことを心から喜んでみせるのです。教わっている時間も、5分くらいにします。「ありがとう」でおわります。 お子さんが「そこは、わからない」ようなら、「私も、考えてみる」と、あっさりと引き下がるのです。 明日も、ちょこっと聞くチャンスをなくさないためにです。「そんなとこわからないでどうするの」なんて、言わないことです。 こういったお母さんの行為は、お子さんにとって復習にプラスになっているかもしれませんし、多少、自信をもってくれれば、こんないいことはありません。 でも、「子供は一人だけではありません」とか、「時間がなくて、なかなかそこまではできません」というお母さんがいるのが現実かもしれませんね・・・・。 「試験に出た問題は、大事な部分が多いから、過去の問題から勉強をするといい。教科書の何ページにもわたる範囲から、重点を探し出して(山勘で)勉強するよりも、負担は軽いはず」と子育て爺[36]で述べました。 これに対し、「子供は勉強が好きです。ですから、塾に行かせます」「塾は、効率よく、大切なところを重点的に教えてくれます。」お子さんが、本当に勉強が好きであって、塾に行かせる経済的な余裕があって、お子さんが無理のない生活がおくれるのなら、それもいいと思います。 でも、「いい学校に入るために勉強をした」「いい学校に入って卒業した」「就職をしたけどすぐやめた」「結局、仕事はしていない、または、アルバイト程度」「将来は、両親がいてくれなくては生活が成り立たない、独立した生活なんてむりだ」こういった結果にだけは、なってほしくないのです。 高校生がこの「子育て爺」を読んでくださっているのを知りました。 そこで高校生の方に一言。学校で習っていることで、「よくわかっているところ」を、「ちょっと聞いて」と、お母さんをつかまえて説明をして聞かせるのです。これは勉強になります。「話しをする勉強」になるし、自分でわかっていたはずのところに、あやふやなところがあったらすぐにわかるので、その場で補強をすることができるます。そこを確認しながらしゃべることになるので、よく頭に入ることにもなるのです。時間があったらお試しください。これは、社会に出てから、大変に役に立ちますよ。 ーつづくー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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