ラ・メール

昨日、日曜日は時折雨が降る戸外で過ごすのには落ち着かない日であった。
しかし、しなければならないことに真剣に取り組むべきことを投げやりにし、とても平和な気がした。だらだらとインターネットをみて、その中からかのアップルのCEOであったスティーブ・ジョブズ氏がスタンフォード大学の卒業式に招かれて講演した、その全文を紹介しているページに行きあたり、その全文プリントした。2回それを読み返し、とても感動した。これを読んだ所為もあって、余計に平和に感じた週末であったのか。その講演の印象的部分をここに抜粋します。

スピーチの冒頭に、「3点についての話」としている。

その一　　点と点をつなげる
彼は未婚の母から産まれて、養子とされる。
育ての親は決して裕福でなかったが、生みの親との約束でリード大学に進学させてもらう。
親の経済力に比べてあまりにも高い学費と考えて半年で退学する。
それでも、自分の興味のある講義を学生の身分でないのに1年半の間、聞いた。それはカリグラフの講義であった。

退学後、友人とマッキントッシュを作るが、その中に美しい文字を作ること出来るノウハウが込められているが、それはあのカリグラフの講義を聞いたことが元になっている。

彼の生い立ちから、マッキントッシュで成功するまで、彼は点と点がつながれたと言っています。将来を見据えてつなぎ合わせることなんかできない。後からつなぎ合わせることだけ。
と言っています。