カテゴリ:原発
2012年5月6日をもって、日本の原子力発電は全面的に停止した。
この対策として、石油、ガス発電などを復活運転していると報じられている。 さらに、化石燃料を使用することにより電力会社のコスト上昇は避けられず、電力値上げへとつながるとも言われている。 しかし、ここで確認する必要があるのは、原子力燃料と化石燃料のコスト差が電力会社の経営を圧迫していると認識することは大きな誤認です。 原発が全面停止といっても、その分のコストが全面的にゼロになるのだろうか? たとえば原発関係の社員は全員引き揚げた。 原発関係の交付金をゼロにしたのだろうか? ゼロになるどころが、コストは運転時と全く変わりがないということでしょう。 現在日本は電力のために、原発エンジンと化石エンジンの二つを運転しているということです。本来は一つのエンジンでいいはずなのに、原発エンジンは停止できないのです。 ですから、政府、電力会社はコスト削減をするためには化石燃料を停止して、原発を運転することだと主張しています。つまり、原発は使用し続けると言っているのです。 国民からすれば、危険な原発から縁を切るためには既に建設された原発を完全に廃炉にするまで40年とも50年とも長い期間、廃炉経費を負担することを覚悟しなければならないということです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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