カテゴリ:日本の近代史
本日の朝刊の1面記事
パナソニックは最大500億円を出資して、オリンパスを支援する一方で、パナソニックは業務提携によりオリンパスの主力事業である医療分野で業務提携を結び、新たな収益源とする。 8面の解説記事 ソニー、富士フイルム、なども支援に名乗りを上げていたが、パナソニックとオリンパス両社の主力銀行である「三井住友銀行」の意向が働いたと書かれています。 先日ブログに書いた、マイケル・ウッド・フォード前オリンパスCEOによると、「三井住友銀行」もオリンパスの不正経理に加担していると推定している。 オリンパスの全役員が退陣して新しい経営陣で再建に乗り出したかのように見えるが、不正経理の重要部分である巨額融資をしたのは「三井住友銀行」で、その融資に当たって、銀行は正しい審査をしたのか多きく疑問があると彼は言っている。 そして、不正経理のさなかにも、責任をとって総退陣して後新しい経営陣にも一貫して、「三井住友銀行」から役員が送り込まれている。 情報公開、透明性が重要な社会と言われる時代になっても、銀行経営の透明性はまったく実現していない。そして、その不透明さは社会の闇の部分を支配していると考えざるを得ない。 30年前に読んだ本 日本の総理は誰が決めるか? それは日本銀行が決めている。 と書かれている。 鳩山、管、野田といずれの総理も、民主党に期待した国民の意志を無視しているかのような行動に出ている。どこを向いて国政を運営しているのか大きな疑問ですけれど、結局は日本銀行を向いて、国政を運営していると考えれば、納得出来る点が多々ある。 それならば、日本の総理は自民党出身であろうと、民主党出身であろう党派は関係ないということです。 銀行の実態を白日の基に晒すことが、日本の闇を明らかにする必要にして十分条件です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 6, 2012 06:36:07 AM
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