カテゴリ:日本の近代史
政権交代交代直前のアメリカ、イギリス、フランス野党。
政権交代の可能性を全く感じさせない日本の野党。 大きく括って両者の野党の大きな相違は何なのか? ほぼ、主観と推定で以下に述べてみる。 政治課題が明確なアメリカ、イギリス、フランス。 その課題は、移民問題、国際政治の問題、そして国民の格差問題。 それに比して、日本の政治課題はボケている。 ボケていると言ううのは二言目に減税の主張の繰り返し。最近は与党も減税を前面に打ち出している。 これでは、与党、野党の差が全く感じられない。 挙句の果てに助成金、給付金の主張。 これでは政治でない。 与党も野党も減税、給付金比べをしていると、国際政治も、経済も沈没してしまう。 与党はそんな調子なら、いち早く野党が気が付いて、大論戦を張れば良いのに。大論戦皆無。 政権を取るなら、野党連合の主張。 国民はバカではない、連合した結果、どんな政治が行われるのか検討が付かない。 そんな野党の主張に国民は乗るわけには行かない。 そして、連合政権が誕生したとしても、仲たがいして分裂した現実を見せつけられている。 そんな連合が支持される訳がない。 アメリカ、フランス、イギリスは長年に渡って、同じ政治課題を粘り強く主張し、支持を拡大させている印象が強い。 これは主観的な印象であるが、この点の報道が欲しい。 報道も与党に取り込まれてしまったのか。 偶然にも、今朝のBSで政権交代直前のイギリス、フランスの状況を報道していた。 「なんでも言って委員会」なる番組で、最近この放送が存在していることは、日本の報道の自由が維持されている証なんてメンバーの一人が言っていた。 とんでもない、目くらまし発言である。 番組が存在していても内容の問題である。 最近は漫画チックな問題ばかりを大の大人が広角泡を飛ばしている。 以前なら、もっと政治資金の裏金問題、統一教会問題、都知事選問題、あべ総理の功罪等、現在を生々しくえぐっていた番組である。 横道のそれましたが。 結論は、海外の野党の活動実態と日本の野党の活動実態の違いを詳しく報道が欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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