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カテゴリ:経営
今、多くの中小企業が直面しているのが「採用難」という大きな壁です。
少子高齢化、価値観の多様化、そして都市部への人材集中など、こうした社会構造の変化によって、私たちのような地域密着型の企業は、これまで以上に「人を採ること」の難しさと向き合わなければならない時代に突入しています。 そんな中、私たちアサヒ・ドリーム・クリエイト株式会社では、「価値観共感型採用」という方針を打ち立てています。 スキルや学歴ではなく、「何のために働くのか」「どんな想いで人生を歩んでいるのか」「何を大切にしているのか」といった“根っこ”の部分でつながれる人と出会い、共に成長することが、私たちの採用の理想形です。 そしてこの価値観共感型採用を、最も自然に、最もスムーズに実現できるのが「社員からの紹介によるリファラル採用」だと確信しています。 なぜなら、当社で働く社員自身が、すでに当社の価値観に共感し、日々その価値観を体現してくれている存在だからです。 その社員が「この人と一緒に働きたい」と感じ、紹介してくれる人財は、すでに“価値観の共鳴”というフィルターを通っているのです。 もちろん、紹介だからといってすべてがうまくいくとは限りません。 ですが、入社前からある程度の価値観の共有がなされていることで、ミスマッチが大幅に減り、入社後の働き方も非常にスムーズになります。 さらに、紹介してくれた社員にとっても、「自分が紹介した仲間が活躍している姿を見ること」が、大きな誇りやモチベーションにつながります。 つまり、紹介した社員、紹介された新入社員、そして会社、三者すべてにとって「幸福なつながり」が生まれるのが、リファラル採用なのです。 また、私たちのように60年以上の歴史を持ちながら、常に挑戦を続ける“ベンチャー気質”のある会社では、「誰と働くか」は業務スキル以上に重要な要素です。 チャレンジを楽しめる人、成長を喜べる人、そして仲間の喜びを自分のことのように感じられる人、そんな人財を見つけるためには、画一的な求人票ではなく、社員自身が「肌で感じた当社の魅力」を伝えてくれることが、最大の説得力となります。 だからこそ、これからもリファラル採用に力を入れていきます。 そのためには、まず今いる社員が幸せであること、仕事にやりがいを感じていることが大前提です。 “紹介したくなる会社”であり続けることこそが、究極の採用戦略なのだと、私は考えています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025年06月23日 21時58分13秒
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