カテゴリ:読書
あなたは百田尚樹(ひゃくたなおき)さんを知っていますか?
「永遠のゼロ」を知っていますか? この2つを知らない人は損をしています。と大声で叫びたい。 百田尚樹さん、昭和31年大阪生まれ。同志社大学中退。 現在「探偵ナイトスクープ」はじめとする多数の番組の放送作家。 出会いは読書コミュニティで紹介された事。絶賛された「永遠のゼロ」 ゼロってゼロ戦のゼロ。私が出会った数ある戦争小説の中でも極上の一冊でした。 出会えて良かったと心から思えた本。 そしてこれが2冊目。前作とがらりと変わりボクシングにのめり込んだ 高校生達の青春群像。とにかく素晴らしかった。 舞台は大阪。特進クラスで奨学金で高校に通う木樽優紀とスポーツ推薦で ボクシングの天才と言われる鏑矢。ボクシング部顧問の高津耀子。 この3人を中心に物語りは進んでいく。 私はボクシングは全く好きじゃない。知識もない。 それでも、このお話は面白かった。 特に30章の22章目は涙。その後が怒涛のように面白くなる。 スポーツとは何か・・・友情とは・・・天才とは・・・才能って? たくさんのことを教えてくれる。 こんな本に賞をあげて欲しい。特に最近の直木賞のつまらなさと言ったら 目を覆う。あんなつまらない小説しかこの世にないと思う人が増えたら 活字離れはまた進む。出版社の力だけでもらえる賞は賞じゃない。 たくさんの人に読んでもらいたい。 小説の中に「イチロー」の名前がたくさん出てきた。 「亀田」がモデルであろう強いが礼儀知らずのボクサーも出てくる。 「探偵ナイトスクープ」も出てきた・・・(笑 うれしいことにこの本が今年の本屋大賞にノミネートされたらしいです。 これで注目されると良いな。そしてこの本と前作の「永遠のゼロ」が メジャーになると良いな。 ★★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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