カテゴリ:読書
福岡にはなじみの深い夏樹静子さん。
なのにあまり相性が良くない。面白いと思ったのは 初期の「見知らぬわが子」だけ。 でも、沢山読んではいる。つまらなくはないんだけど 可もなく不可もなく。 で・・・また読んでしまいました。 この本の主人公は57歳の専業主婦。 裁判員制度で補欠で裁判に臨むことになりました。 被告はバリバリのキャリアウーマンでシングルマザー。 夫を3年前に交通事故で亡くし6歳の息子を抱えて広告代理店で 働いていた。 この息子が喘息の発作を起こしたのに 仕事に出かけて、そのあと恋人とあったりしていて 帰宅したら息子が死んでいた。大発作を起こしたらしい。 彼女は有罪か?無罪か? 結構面白く読みました。 ミステリーとしてはたいしたことはなかったのですが 母親として私なら?裁判員になったら私なら? と考えさせられました。 検事が有罪を証明できなければ被告人は無罪だそうです。 弁護人は無罪の証明はしなくていいのだそうです。 つまり、検事の有罪の証明を否定していくのが弁護士の仕事らしい。 ほ~。 ★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月28日 09時12分34秒
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