カテゴリ:読書
郁と書いて「かおる」と読みます。1993年に漫画原作者としてデビュー。
2008年に「出世花」で時代小説の世界に入られた方です。 シリーズ「みをつくし料理帖」が好評です。 そして・・・この銀二貫。 物語は、大阪の寒天問屋井川屋の旦那和助が 大阪天満で起きた大火で焼失した天満宮に寄進するために 京都の寒天製造元から貸したお金を無理を言って返してもらった その銀2貫を仇討に居合わせて、その仇討を買ったことから始まります。 斬られた男は死んでしまい、その残された男の子がこの本の主人公です・・・ とにかく、300ページ足らずのこの薄い本の中に詰まっているものは感動です。 読み終えて夕べ胸がドキドキして眠れませんでした。 これは更年期のせいじゃない・・・これこそ感動なのだ。 としばらくして気づきました。 すごい本です。すごい作家です。 寝付いたのは3時過ぎ。おかげで寝坊してしまいました。 激しくお勧めします。 ★★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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