カテゴリ:読書
桐野さんが史実に基づいて林芙美子の戦争時のこと。養子の秘密。
戦争に翻弄された作家・林芙美子の秘められた時を桐野夏生が炙り出す衝撃長篇! 女は、本当に罪深い――。今この一瞬、あなたと抱き合えれば、愛さえあれば、私は構わない。昭和十七年、南方への命懸けの渡航、束の間の逢瀬、張りつく嫌疑、そして修羅の夜。見たい、書きたい、この目に灼き付けておきたい! 波瀾の運命に逆らい、書くことに、愛することに必死で生きた一人の女を、渾身の筆で描く傑作小説。 久々に桐野作品の当たりでした。面白くて一気に読み上げました。 作家の世界も結構大変だったんだなぁ。 戦時中でもこういう時期があったことを初めて知りました。 それもお勉強になりました。 それにしても、ここまで書いて林芙美子に怒られない? 時間があったら「放浪記」読みたい。 ★★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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