カテゴリ:読書
内容(「BOOK」データベースより) どうやら自分たち夫婦には子どもが出来そうにない(『虫歯とピアニスト』)。同期との昇進レースに敗れ、53歳にして気分は隠居である(『正雄の秋』)。16歳になったのを機に、初めて実の父親に会いにいく(『アンナの十二月』)。母が急逝。憔悴した父のため実家暮らしを再開するが(『手紙に乗せて』)。産休中なのに、隣の謎めいた夫婦が気になって仕方がない(『妊婦と隣人』)。妻が今度は市議会議員選挙に立候補すると言い出して(『妻と選挙』)。どこにでもいる普通の家族の、ささやかで愛おしい物語6編。 どのお話も読んでしばらくしたら忘れてしまう。 だけど、読んでいる間はすんなりとその世界に入ってしまえる。 この読みやすさ。主人公に入り込める感覚が奥田さんの魅力なのかな。 ★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年01月18日 08時25分27秒
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