夜明けのはざま 町田その子 著
地方都市の寂れた町にある、家族葬専門の葬儀社「芥子実庵」。仕事のやりがいと結婚の間で揺れ動く中、親友の自死の知らせを受けた葬祭ディレクター、元夫の恋人の葬儀を手伝うことになった花屋、世界で一番会いたくなかった男に再会した葬儀社の新人社員、夫との関係に悩む中、元恋人の訃報を受け取った主婦……。死を見つめることで、自分らしく生きることの葛藤と決意を力強く描き出す、『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞した町田そのこ、新たな代表作!町田その子 恐るべし!どのお話も胸にずっと深く入ってきました 。死は誰にでも訪れるもの 。そしていつ来るかわからないもの。どう来るかわからないもの。そして周りの人々。新入社員の話は胸が痛くなりました。その後の芥川の話も。 ★★★★★