税理士の本音

現在開業3年目ですが、開業1年目はホントに暇でした。登録後半年間は自宅を税理士事務所として登録していましたから、アポ無し営業の訪問を受けるとサア大変。家の中ではジャージにTシャツという姿で過ごしていましたから、営業マン氏から見ると「変な税理士」だと思われていたかもしれませんね。（笑）


それで、私が先に開業した先輩の税理士に「いやあ、もう暇で暇で。」とチョッと愚痴ると「いや、暇なのは最初の１，２年間だけ。そのうち加速度的に貧乏暇なしのビジー状態になるから安心していいよ。」（どこが「安心」できるんだか。笑）とのこと。そして「今思い起こすと、自分も最初の1年間は仕事が無かったけど、心にゆとりがあって一番楽しい時期だった。」、「暇なうちに、彼女見つけてデートしたり、釣りにいったり、温泉行ったり、旅行したりとか、今楽しんでおかないと後でホントに後悔するよ。」とおっしゃってました。


「仕事もないのに遊びにいったって楽しめるわけがないじゃない。」と思っておりましたが、最近になって上記先輩の言葉が胸に滲みるようになってきました。（苦笑）


外に事務所を借りていると固定費も結構かかってきますし、税理士事務所なんてそもそもにしてそんなに儲かる職種じゃありません（専門学校のパンフにはバラ色の人生が描かれてますけど。笑）けど、事務所を開設して普通に人付き合いをしていけば、現状では多分それなりに関与先は増えていくのではないでしょうか？


開業1年目の税理士の皆様、「楽しい思い出を作るなら今」だと思います。ホントに。