カテゴリ:その他
今月末期限の法人税の申告書がたった今完成しました。
会社の決算の場合、月次決算の段階では時間的制約などで見ることが出来なかった細かな部分を、1週間程度の時間をかけて入念にチェックしていきます。 会社の決算書とその内訳明細書が完璧に出来ていれば、法人税の申告書の作成時間はそれほどかかりません。(勿論、決算書作成に至までの過程においては、充分な時間を費やして課税関係の検討は行います。) 従って、会社の決算を如何にして正確に、且つ効率よく確定させることが出来るのかが、税理士の腕の見せ所になるんでしょうか。(「効率よく」という点に関しては、色々と考え込んでしまう癖のある私はダメ税理士だと思います。笑) ただそうは言っても、決算が確定したと思って、よくよく申告書と決算書を見返してみたりすると、細かなミスが出てくることも、実務上間々あります。 そして決算書の1箇所(例えば決算整理で未払金に計上すべき費用1万円が漏れていた)のミスは決算書の修正のみならず、法人税・消費税・地方税の申告書にも波及していきます。 そういうとき税理士(又は会計事務所職員)はどうするのか? 税額自体に数百円又は数千円の誤差しか生じない場合であっても(悪魔の囁きがあった場合でも)、多くの場合、ミスを修正した上で、決算書と申告書(分量が少ないところで数十ページ、多いところだと何百ページにもなることもあります。)を刷りなおして訂正をかけているのが普通ではないでしょうか。 私の事務所にも片面刷りのコピー用紙が山となっておりますが、最近、簿記の貸借の感覚が鈍ってきているような気がするので、簿記の計算用紙にでも使ってみようかと考えております。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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