カテゴリ:信仰
日本二十六聖人の日。海外では「日本の殉教者」あるいは「パウロ三木と仲間たち」と呼ばれているようです。
秀吉によって逮捕された26名は長崎までの遠い道を歩き通し、1597年2月5日、西坂の丘で殉教。 殉教者の中にはまだあどけなさの残る少年もいました。 いとけなき子の「アディオス(さよなら)!モリル(死)!パライソ(天国)!」 13才の少年アントニオは西坂へ向かう途中、群衆の中に知り合いのスペイン人を見つけてそう言ったとか。 ルドビゴ茨城12才、トマス小埼14才。十字架上で、テ・デウムを歌い最後まで讃美をささげました。 小雀の讃美うららに坂の上 西坂の丘を血潮で湿らせた彼らを思うと胸が痛みます。今はこうして何の心配もなく信仰を語れる時代になっていますが、彼ら殉教者、そして信仰を隠したり捨てたりした人たちがいたということは、忘れてはいけないのでしょうね。 長崎の青い空の下、西坂の丘は静かに語りかけています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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