カテゴリ:生活
金曜日、スーザンと過ごしました。編み物を教えてほしいということだったのですが、糸と針と格闘すること数時間、おなかがすいてきました。何か食べようと台所を探すとパックもちが2個。
実は「おもち」、アメリカ人にとっては難易度の高い食品です。あのねっちょりした食感が受け入れにくいみたいで。ぱりぱりしたクリスピーな食品のほうが人気があるんですよね。 それでもスーザンだからいいや(ごめん(^^;))、と、ぱぱっと磯辺巻を作って出してみました。 「おいしい♪」 と受けがいい。これまた難易度の高い「のり」も大丈夫とのこと。のりは色が真っ黒なのと、磯の香りと、噛み切りにくいので、ちょっと難しいのです。それもクリアしたスーザンはさすが。 私は調子に乗って、 「じゃあ、もっともちを食べよう。これからもちをつく!」 と、もち米をたき始め、パン焼き機を引っ張り出しました。 「まあ!日本ではパン焼き機でモチをつくるのね!」 うーん、ちょっと違うのですが・・・。(^^;) (去年のお正月にパックもちが手に入らなかったので、ええい、ままよ!と、もち米を炊いてパン焼き機に入れてみたのです。できますよ。ずっとそばでかき回さないといけないけど。) もちをついている間、きな粉やら磯辺巻の準備。 でも2種類じゃ、なんだかさみしい。と、冷凍庫に納豆が入っているのを思い出しました。 でも、納豆。 これこそ、難易度が高いのではないか。ウルトラCなんてもんじゃない。 うちのだんな君なんて、においが大嫌い。あんなに恐ろしい食べ物はないと友達に宣伝するくらい。 私も心得ていて、時おりパックの納豆をかき回し、「ほれ、ほれ!」と突き出しては、逃げまどうだんな君を追い回すのを楽しみにしています。 「スーザン、これは日本滞在外国人の最も恐れる食品、納豆です」 と改まって紹介する私。学校時代の英語の授業を思い出します。 「たとえ日本人であっても、食べられない人もいます。特に関西地方に苦手とする人は多いといいます。しかし、もしもブルーチーズが食べられるなら、これも食べられることでしょう。試みますか?」 恐る恐る食べてみるスーザン。 「!(@o@)!・・・おいしい!」 まじですか? 恐るべきスーザン。 「すごい、スーザン、日本人になれるよ」と急にくだける私。(^^;) その後、つきたてのおもちをふうふう言いながら手にとっては、きな粉もちを作ったり、磯部巻を作ったり。たっぷりの納豆と合えたやわらかいおもちを、日本酒とともに堪能したのでした。(ちょっとカロリーが気になりますが・・・(^^;)) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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