カテゴリ:生活
どこをどう伝わったのかわからないのですが、ある人から電話がかかってきました。日本人の編み物のできる人を探してた、と。
日本の美しい編み物の本を見て作りたいと言っている友人がいるんだけれど、日本語が読めなくて困っている、ついてはちょっと解説してやってほしい、とのこと。 約束して、連れて行ってもらったところはなんと毛糸の専門店。作ろうとしている人は、そこのオーナーさんでした。 「これなんだけど」と見せられたのは、偶然にも私も持っている本でした。男性ニット作家嶋田俊之の、ちょっと上級レベル用の本。 編み図はアラン模様が複雑に入った難しいもの。やったことのないようなパターンでした。 説明難しかったー。英語はヘロヘロだったけど、仕方ないか。日本語で説明しようとしたって難しかったよ、きっと。 絵を描いてみたり、あれこれ言い方を変えてみたり。まあ、そこはそれ、向こうも経験者だから、「ああ、そうか、わかった、わかった!」と言ってくれました。ほっ。 でも、やっぱり、数字の換算が大変だった。インチとセンチ。 その後はお店に置いてあるテーブルを囲んで、持ち寄った編み物を見せ合ったり、進めたり。 「あなた、いつでもここに来て編み物してていいわよ」と言われました。やった! そのお店、値段は高いけど、いい毛糸がおいてあるんですよね。手にとって触るだけでうれしくなる。 日本から帰ってきてから、本当にがっくり来てしまっていたのですが、ちょっとうれしい午後でした。日本で編み始めた黒いすかし編みのセーター、がんばって作っちゃおう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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