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(これは、内容が不快にさせてしまうかもしれないと削除した記事ですが、結局また同じねたで書くことになってしまったので、復活させることにしたものです。いただいていたもずさんのコメントも一緒にupします。)
----- いつからだろう・・・。大河ドラマがけちをつけながらでないと見られなくなったのは・・・。 いつからだろう・・・。どんなひどいことが繰り広げられるだろうかとみるのが怖くて、大河ドラマの録画ばかりが増えていくのは・・・。 ずっと見てたってわけじゃないんです。仕事が大変でみられなかったこともあるし、こっちに越してきてから日本語テレビへのアクセスがなくてみられなかったこともある。 でも可能な限りチャンネルを合わせ、日曜の8時は大河ドラマを見るのが楽しみでした。 ところがどっこい、どうなってんだい、このごろは! 見続けるのが苦痛で途中脱落するようなものばかり! -----ここ数年の大河----- としまつ・・・第一回目で「ばかにしてんのかーー!」と脱落。今思えば、このあたりが大河衰退のポイントだったと思う。最終回をチラ見したが、やはり「ばかにしてんのかーーー!」ずんどこ踊って終わりかよ! 武蔵・・・お通のだみ声しか印象にない。何やってんのか全くわからずすぐ脱落。でも後悔はしていない。 新撰組・・・これは近年まれに見る良作だったと思う。登場人物一人ひとりが自分の人生を生ききっていた。さすが三谷幸喜。好き好きはあったと思う。ジャニ主役。第一回目で近藤と桂が知り合いになってたりとか。 義経・・・見所は平家の人々くらい。義経はあれでいい。でも近従が全くいただけなかった。マツケンでさえ(今マツケンと言うと違う人らしいが)色物に成り果ててた。そうそう、これに触れねばなるまい。最終回、義経自刃のお堂が大爆発ーーー!!大爆笑!竜のイメージが飛び回る! 功名が辻・・・第二の「ばかにしてんのかーーー!!!」としまつはずんどこで、功名はぽんぽこぽんかいっ!女を表に出すな女を!しかし、アブナイ信長と和久井のお濃、三津五郎明智には見所があった。 風林火山・・・イウのすけが涙を流しながら正座して視聴した前半。NHKにも良心は残っていたのかと思わされた一瞬。この年は朝ドラに「ちりとてちん」もあり、幸せをかみしめる。風林、変なところもあったけど、男くさく、ロマンと非情に満ちたドラマであった・・・!(しかし低視聴率!登場人物の大半が丸刈り+歌舞伎口調の暑苦しさがいけなかったのか!?)ガクトの謙信、私はOK.はっきり言って、浮いてなかった不思議。 篤姫・・・「こざかしい」という言葉しか思い浮かばなかった一年。「なんじゃと?勝を呼べ!」あんみつ姫のほうがずっとまし。すべての男登場人物が篤姫を崇拝しながら画面を去る。これが高視聴率。見所は調度と着物くらい。それと脇のベテランはよかった。 天地人・・・まともな思考が破壊される史上最低の大河。つまぶきの前髪維持だけ見てもわかる。三成の髪型、あれ何?子役は受けるだろうなと思った。阿部ちゃんの強引な謙信見たさにがんばるが、ママン、もう耐えられないよ。アングラ劇団みたいなスポット演出にぶちぎれて脱落。たまに間違って見ちゃうと、いつも飲んでる。上杉ファンの心情を逆なでしただけ。 竜馬伝・・・もはや何の期待もしないで見ようというあきらめから「ふつう?」という印象の前半。しかし「年寄りには見づらいんじゃ・・・」。恋愛恋愛といっていたわりにはすべてとってつけたようだった。後半、ナルシズムと雄たけびに耐えられなくなり、あと10話録画が残っている。 そして、2011年!!! あの天地人からまだ2年しかたっていないのに、 史上最低に最も近い場所にまで、すでにいたっている今年の大河!!! 「江」! 「なぜですか?なぜですか?私は知りたい。」 どうして大河はこんなになってしまったの? 大の大人がつんつるてんの着物を着て髪に紐結び。「なぜですか?」 お姫さまなのに品のかけらもなくお菓子の奪い合い、どたどた走り回る、イケメンに嬌声「なぜですか」 信長にたいそうな口を聞いて生きていられるのは「なぜですか?」 どうしてって聞く江も江だが、信康と築山処分、「わからん」って信長。「なぜですか?」 死ぬ直前信長が見るものは、江のまぼろし!直前まで普通に見られる本能寺だったのに、だ・い・な・し!「なぜですか?」 9歳の小娘が家康と伊賀越え「なぜですか?」馬を駆る江の後ろに信長の真顔の亡霊「ソチは生きよ」って「なぜですか?」(噴出したわーーー!) 本能寺の変なんでやっちゃったか「わかりません」ってしおしお江に語る明智光秀!「なぜですか!?」 どうなっとんじゃ?なにがなんじゃかわからんじゃー? はっきり言って、天地人超えてると思う。というか、ここまで見ていて不快な大河はかつてあったであろうか? 評判はこの時期にしては厳しいものがニュースのトップにもなってるけど・・・。 篤姫と同じ脚本家ですよね。あまあまでまたいけるとNHKは踏んでたんでしょうか。こういうので高視聴率を取り続けられると思ってるなら、「思いしれよ!!!」(しかし、万が一高視聴率なのであれば、日本の未来を危ぶんでしまうぞ) いつまでも昔の大河の幻影を引きずっていてはいけないとは思ってるんですよ、私も。でも、かつて「草燃える」「黄金の日々」を見て、心沸き立つ日曜8時を過ごした身にとって、この劣化ぶりは、ただただ悲しい・・・。 というか、篤姫で「こざかし」かったのが、江で「あざとい」に悪質化してると思う。 大河と相撲のために日本語テレビ入れてるのに、もう、やめようかな・・・。相撲はあんなことになっちゃってるし・・・。 何を楽しみに生きていけばいいのか・・・。 違うこと書くつもりだったのに、こんな最低決定の大河のこと書いちゃったよ。TT・・・ ----- もずさんからのコメント 大河ドラマ、ほとんど観てないので何とも言えないけど。 「武蔵」については、吉川英治の原作を打ち破ろうという意気込みは感じました。途中で脱落しましたが。 「黄金の日々」はともかく、「草燃える」はそんなに名作だったかなあ? 昔「花神」という中村梅之介が大村益次郎(だっけ?)を演じた幕末ものがあって、最近長州びいきのうちの奥さんが観ていたのをちょっとだけ一緒に観たんだけど、中村雅俊の高杉晋作は、はっきりいって観ていて苦しかった(笑)化粧もみんなどぎつくて、昔がよかったとは、私はあまり思わない(ふたたび笑) 「江」は、天真爛漫で型破りなお姫さま、というところを強調したいんでしょうね。そのストレートさに、為政者たちも、普通なら語れない本心をつい語ってしまう。そういう設定で勝負してるんですね、きっと。 史実にリアリティーのある話にしてしまったら、部屋の隅でじっとしているだけのお姫さまになってしまうし。 第一回で「この子は希望じゃ」とか、意味も根拠も不明のセリフがいきなり飛び出してきて、大河ドラマというよりも、これは女性マンガとして観ればいいのかな、と思ったのを憶えています。 (2011/03/02 09:37:22 AM) もずさん、ありがとう。返事はもずさんのBBSにいれました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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