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カテゴリ:ヨガ
季節が春めいてくると、なぜか自分の心だけが冬のままのみじめさを感じる、という人も多いのでは?
実は私もそんな時がありました。そんな私を救ってくれたのがヨガ。そして、その中でも太陽礼拝のアーサナは格別です。太陽に感謝しながら体を連続して動かしていくうちに体が鍛えられ、身心があたたかになります。清浄され、さらには、内なる太陽の輝きさえも感じます。すると、いろいろな悩みなどはどこかへいき、穏やかな気持ちになるから不思議です。 私が太陽礼拝に初めて出会ったのは取手の整体ヨガ山崎真理子先生のヨガスタジオ。坂道を上った一軒家のお二階の和室。古く大きな柿の木の間から、木洩れ日がやさしくこぼれておりました。先生のお母さんがインドのアシュラムで修行してきたマントラも素晴らしく素敵でした。それから何年か、いろいろな先生に太陽礼拝を教えて頂きました。どれもどれもすばらしいものでした!アシュタンガヨガの礼拝、経絡の礼拝、その他、先生たちの個性豊かな礼拝。その中で、私はやはり、シヴァナンダヨガの太陽礼拝がやさしくのびやかであっているようです。今日は長いブログになりますが、うつを克服したい方のために、私のお気に入りの礼拝を御紹介致します。アーサナと一緒にマントラも唱えてみてくださいね。 太 陽 礼 拝 (Sun Salutation) Surya Namaskara 朝は東に夕は西に太陽へ祈りを捧げます 吸息の時に太陽のエネルギーを全身で吸収し、呼息の時に体内の老廃物を吐き出します。最後の合掌時には全身が太陽の光で満たされます。太陽礼拝は動く瞑想でもあります。 (注)こちらのイラストはpeakYOGA さんのイラストを参考に書かせて頂きました。 ご協力ありがとうございました。 本来なら私のYOGA ASANAをUPすべきなのですが、絞り込まないと! 12のアーサナ 太陽礼拝は12のアーサナの連続ポーズからなります。 12のアーサナは、太陽の黄道体の12宮を象徴しそれぞれに対応したマントラが伝えられております。 ①合掌 正姿勢で直立し合掌 ②半月 両手を太陽にかざし光いっぱい吸い込む ③前屈 深く前屈 ④牡牛 片足をできるだけ後ろに伸ばし顔をあげる (大地を耕す牡牛に捧げられたポーズ) ⑤三角(下を向いた犬) 前の足を後ろにひいて腕立て伏せのポーズから尻をもちあげ両手をのばして両足のかかとをつ ける。 ⑥8点(サンスクリット語で8はアシュタンガ) 両つま先・両ひざ・両手・胸・額の8点が地についている。 日本では五体投地と訳され、大地に祈る姿とされる。 大地に額づいて感謝する。太陽とは別の地母神や精霊への信仰がここで交差する。 大地からパワーをもらい、還していくという、エネルギーの交換をイメージして行う。 ⑦コブラ 腹を地にゆるく着けて上体を反り上げていく。 大地から、エネルギーのシンボルであるコブラがでてきたイメージ。 ⑧三角 ⑨牡牛 ⑩前屈 ⑪半月 ⑫合掌 マントラ 太陽、ナマスカは挨拶のこと オーム ミットラーヤ ナマハ (友である太陽に礼拝)Om mitr Aya namaH オーム ラヴェーエ ナマハ(照らすものに礼拝) Om ravaya namaH オーム スリヤーヤ ナマハ(精神的な面に礼拝) Om SuriAya namaH オーム パーナヴエ ナマハ(輝くものに礼拝) Om bhAnave namaH オーム カガヤ ナマハ(空を移るものに礼拝)Om KhagAya namaH オーム プシュネ ナマハ(力の授与者に礼拝) Om pushune namaH オーム ヒーランニャガルバーヤ ナマハ(黄金神に礼拝)Om hiranyagarbhAya namaH オーム マリチャーリェ ナマハ(暁の神に礼拝) Om marichaye namaH オーム アディティヤーヤ ナマハ(宇宙母の息子に礼拝)Om AdityAya namaH オーム サヴィトレー ナマハ(恵み深いものに礼拝) Om Savitre namah オーム アルカーヤ ナマハ(エネルギーに満ちているものに)OmarkAya namaH オームパスカラーヤ ナマハ(悟りに導くものに) OmPhaskarAya namaH
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最終更新日
2017年02月21日 11時49分37秒
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