専門学科校へ進学のススメ
「中堅男子クライシス」シリーズ※まだまだ精神的には幼い。幼い故に実力が発揮できないことも多い。しかし最近の教育は幼さを理屈で乗り越えさせようとする。彼らの葛藤に正面から向き合ってない。その危機感からの命名です。もう4~5年くらい前から申し上げていることです。 高校受験の場合、一般的なパターンは私立校の併願推薦(原則として都立第一志望とし、万が一の場合は私立に行きますという条件で事実上の確約をもらう)を取って、都立高校を受験します。 当然併願推薦には、内申点の基準があります。その基準がここ数年どんどん高くなってきているのです。 オール3以上ないと、とれないところが増えてきました。共学化するところも増えて、その傾向に拍車がかかってます。 狙いは明白で、少子化時代の生き残りをかけて大学進学実績UPです。入学生にはある程度学力の担保がほしい・・・ 事の是非は問いません。問う資格もありません。しかしそのことで確実にゆがみが生じてます。「内申に2が混じる生徒の行き場が少ない」 もちろん内申加点制度もありますから、工夫次第でどうにかなる面もあります。しかしその私立を早々に目標に定める必要があり、特にまだまだ他人事になりがちな中堅層男子だと、実感がわかない可能性も高いです。親に言われてシブシブというのもたまに・・・。ならば、こちらからやり方を変えれば良い。そう、工業や商業、農業などの専門学科校への進学を考えるのです。 こちらは基本的に都立高校が主体です。さらにありがたいことに、競争倍率も比較的低め。一昔前のイメージがあるのか人気が低迷しているのです。 近年若年層の急速な減少で、高卒の求人倍率がうなぎ登りです。バブル期と変わらないくらいになってます。 あまり勉強が好きでないならば、いったん就職を考えるのもありだと思ってます。もちろん進学も十分選択肢で、推薦利用などで同レベルの普通科よりも進学先が良かったりします。(難点は、ある程度学部が限られることでしょうか?)まとめ・中学までの勉強があまり好きになれなかった。・高校で全く新しいことを、一斉に始めるので、リスタートしやすい。・そこで頑張ることで内申点を取る。・さまざまな資格習得の機会も多く、どんどんチャレンジして、自分に自信をつける。・結果、就職にしても進学にしても選択肢が広がってくる。男子は特にそうですが、高2くらいでようやく自分が何者か見えてくるのです。それゆえ、15歳というのは微妙で、なんとな~く進学していくのは本当にもったいない。 明確な目標がまだまだ見えにくいからこそ、専門学科も進路の一つに考えてみても良いのではないかと思うのです。 しかし入りやすくても、勉強することには変わりません。すぐに結果が出なくても、できるところからやっていくんだ!という気持ちが持てるよう、高校進学への準備の場にもなれるように、うちがありたいと思っています。もう少しこの項を続けます令和5年11月8日(水)----------------------------------------------------------自宅では、なかなか集中して勉強できない生徒のために、頑張れる環境を提供していきます。みんなが集中しているので、やり抜けると思います。大田区松栄塾070-5016-8268syoueizyuku@asahinet.jpTwitterアカウント @syoueizyuku更新は、午後8時頃の予定です