日本の教育は、これでよいのかな

2010/08/01(日)16:52

最低、30枚書いた作文指導・PISA調査に振り回されない

誰もが書ける作文教育(文ちゃん人形)(77)

 6年生のクラスの指導で、最低、30枚書いた作文指導をしたことがあります。平均、100枚書きました。このように書いた経験がある子たちは、どのような文章でも、書くことでは抵抗なく、書きたいことを書けるようになりました。その経験をご紹介いたします。ご一緒に考えて戴けますと、うれしいです。  人気blogランキングへ その作文は下記です。 日光移動教室の作文です。 これは、2人の子供の作文の冊子です。 一人、1冊ずつ作りました。 一人、平均、400字詰めで、100枚書きました。作文って、このように書けるようになると、どのような文章でも、抵抗なく書けるようになるものです。 そのために今日(さん)が、してきてことは、下記のことです。下のようなカードを使って、「文の形で、話す」の指導をまず、指導しました。    一つの文で話ができたら、1枚のカードを置いてあげます。次に2つ目の文で話ができたら、2前目のカードを置いてあげます。次に、3つ目の文で話すことができらら、3枚目のカードを置いてあげます。・・・・・・・・・・・・ ・・・・・このようにしていくと、このカードの導入で、子どもたちは、100でも200でも、文(主語と述語を入れたもの)を作り、話ができます。 つぎは、これを書くに応用して、移行させます。「話したことを、書くようにしましょう。」と指示します。 子どもたちは、書き出します。 この指導で、書くのが苦手の子どもは、いなくなりました。で、6年生で、平均100枚書く作文を書いたことがあるクラスがありました。 * 作文指導は、書き言葉の心理学的本性(ヴィゴツキー)にあるように、話すと書くは、根本的に違い、話せるから、書けるのは、当然と見ないで、話すから書くへの移行の指導が必要なのではないでしょうか。 **** このことは、下記の本でも書いています。 * 『小学生の作文教育』(明治図書)1・2・3・/4・5・6年・小林喜三男・田村利樹偏著 (読売教育賞賞外優秀賞 受賞) 波多野完治さんから、 「新しい作文教育の提案です」と言うコトバを戴きました。   残念ですが、絶版です。 しかし、アマゾンの古書で売られています。 公立図書館には、あると思います。 近く、再刊になるようです。 * 下記にもありました。(net販売です) 『小学生の作文教育』 小林喜三男・田村利樹編、明治図書、昭58、2冊 渥美書房  7,350円 *** コメントをお寄せ下さい。(時間の関係で、返信は、していませんが、 勉強させて戴いて、次に生かします。感謝です。) それから、下のマークをクリックして応援して、下さると有り難いです。   人気blogランキングへ下記で、以前に書いたブログが紹介されました。漢字と 作文の実践です。 これらの 実践は、仲間・先輩の実践に学び、 さらに、それを発展させるということの繰り返しから生まれたのものです。それを取り入れることで、子どもが喜び学力がつく授業ができ、そのことに教師は、生きがいを感じるのではないでしょうか。 漢字の学習 主述の関係とテーマ性  下記の本は、僕らがまとめた漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。  基本的なことが、書いてあります。漢字指導の羅針盤のようなものです。 それをもとにした実践は、本書に書かれているより、かなり進んでいますが・・・・・・。国字問題研究会・漢字指導法研究会 http://members.jcom.home.ne.jp/kotoba/kokuziken-index.html  こちらは、1字・1字の指導の練習帳です。僕らが、作成したものです。    

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