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リュウちゃんの懐メロ人生

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2014年02月09日
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カテゴリ:クラシック音楽

 

正に「ジギルとハイド」

「現代のベートーヴェン」と称された

佐村河内守の仮面が剥げた。

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(佐村河内守)

 

2月5日の朝日新聞夕刊一面に

「佐村河内さん、別人作曲~全聾の作曲家、十数年前から」

という見出しが躍りました。

この記事の中で、佐村河内さん側から、

「きちんとお話しないまま、活動を行ってきたことを心よりおわび申し上げます。ファンの方々を裏切り、関係者の方々を失望させるものであることについては、決して言い訳のできないことであると深く反省している次第です」

とのコメントが出されたことも記載されていました。

 

2月6日、佐村河内守のゴーストライターだった新垣隆(にいがきたかし)氏が記者会見を開きました。

 

(新垣隆氏の記者会見)

http://www.youtube.com/watch?v=y3xBGIWij9o

 

新垣氏は、この記者会見で、以下のように語りました。

★    私は佐村河内さんと出会って、18年に渡り、彼の代わりに曲を書き続けてきました。私は佐村河内さんの共犯者です

★    障害をお持ちの方、彼の言葉を信じて曲を聴いていた方々、演奏家の方々に本当に申し訳ありません。

★    当初は軽い気持ちで曲をかくことを引き受けていました。彼を通じて私のかいた曲が世の中に受け入れられ嬉しかった気持ちがあったことは否めません。しかし彼がどんどん世間に知られるようになり、それにつれて関係がやがて世の中に明らかになってしまうのではないかと不安を抱くようになりました。

★    これ以上、自分の大好きな音楽で世間を欺きたくないという気持ちが私の中で大きくなっていきました。

★    私は何度かにわたりこんなことはもうやめようと彼に言いました。しかし彼は聞き入れてくれませんでした。またあなたが曲を書かないと私は自殺すると言いました。

★    そのような中、フィギュアスケートの高橋大輔選手がソチ・オリンピックで滑るさいに私の作曲したソナチネを選ばれたことを知りました。このままでは日本を代表してオリンピックで活躍する高橋選手までもが彼と私の嘘を評価する材料になってしまうと思いました。

★    いろいろと考えた結果、高橋選手にはこの事実を知った上でオリンピックで堂々と闘っていただきたいと思い本日このような会見を開かせていただくことになりました。

★    高橋選手そして音楽作品を聴いてくださったみなさまには本当に申し訳ないことをしたと思っています。深くお詫び申し上げます。

 

また、この謝罪会見のあと、約1時間に渡る記者との質疑応答の中で、以下のような発言をしました。

 

★    佐村河内氏の「耳」に関しては、私の認識では、今まで、特に彼の耳が聞こえないと感じたことはありません。具体的には、録音したものを彼が聞き、それに彼がコメントすることが何度もありました。

★    佐村河内氏との契約形態は、彼が作曲依頼し、私が作曲し、彼に譜面を渡し、それによって私は(彼から)報酬を受け取るというものでした。これまで、18年間で20曲以上を作曲し、彼から受け取った報酬は、約700万円、印税に関しては私は全く関係はありません。

★    HIROSHIA>が芥川作曲賞に応募されたことは、後でしりました。

★    これまで佐村河内名義で作曲した作品の著作権は放棄します。

★    彼のピアノ演奏技術は、かなり初歩的なものです。

★    ゲームソフト(「鬼武者」の音楽が評判になった後、CD1枚に入るようなオーケストラ曲を依頼され、「現代典礼」というイメージで作曲しました。数年後、その曲が<HIROSHINA)というタイトルで公表された時には大変驚きました。

★    (作曲の具体例)先ず私が幾つかの音のモチーフを提示し、譜面を書き、録音、それを彼が聴き、そのモチーフから彼が選んだ断片を元に、あとは私が作曲するというプロセスでした。譜面ではなく、録音した「音」で、彼は判断しました。

★    (佐村河内氏の耳の状況)最初は私に対しても、耳が悪いという状況を示していましたが、やりとりをしている内にだんだん戻ってきました。聴こえないふりをしたのは、(耳が正常であることを)隠そうとしたのだと思います

★    彼のアイディアを私が実現するということで、彼は自分のキャラクターを作り、作品を世に出したということで、彼のイメージを作るために私は協力をしたということです。

★    彼は譜面は書けません。

★    広島の被爆者への思いはありますが、メッセージ性を持たせた音楽を自分の名前で作るこrとはありません。

 

言葉も途切れがちに訥々と語った新垣氏の記者会見、リュウちゃん、何やら「影武者」としてのゴーストライターの悲哀を感じ、胸が締め付けられる思いが致しました。

 

この記者会見の終り(上記You-Tubeの1時間27分あたり)に、今回の「週刊文春」のスクープ記事を書いたノンフィクションライター・神山典士(こうやまのりお)」氏が挨拶の言葉を述べ、義手の少女ヴァイオリニスト、みっくんの弾く「ヴァイオリンのためのソナチネ」の映像が会見場で放映されました。この曲は、下記に貼り付けましように、高橋大輔選手がソチ・オリンピックで使用する曲です。

 

この記者会見を聞いた限りでは、佐村河内守氏は稀代のペテン師だと云えそうです。私たちは彼の見事なペテン師振りに騙されてしまいました。

 

しかし、彼の「ジキル博士的な仮面は、今回の記者会見で、余すところなく剥がさました。

 

佐村河内さん

この上は逃げ隠れせず、

この事件の全貌を自らの口で語って欲しいと思います。

 

(以下、「佐村河内守のゴーストライター問題(2)」に続きます)

ーーー

 

高橋大輔選手がソチ・オリンピックで使う

ヴァイオリンのためのソナチネ」

http://www.youtube.com/watch?v=KTu7PHGuxmQ

 






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最終更新日  2014年02月09日 08時57分35秒
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