先日、カニを食べました。季節だし、美味しいね。最近はもっぱらカニしゃぶを食べます。身をむくのが面倒なのと、会話が無くなるのが嫌です。カニ身を湯にくぐらせ、ポン酢で頂く。美味しい。
間人ガ二のような、ブランドを食べた事はありませんが、美味しいです。チェーン店を持つ「かに道楽」は店によって味が違うのには面白さを感じます。一括購入か、提携している所があって、配送しているのかと思っていましたが、店によって美味しい、美味しくないが同じグループでこんなに顕著に出るのは、珍しいんじゃないのでしょうか。「かに道楽チェーン」で一番美味しかったのは、新潟の苗場にある苗場プリンスホテルの中の「かに道楽」。あそこが同じチェーンでは一番美味しいです。勿論カニを食べさせていただく店は日本中に山ほどあるので、もっと美味しいカニはあるのが、当たり前だと思う。苗場にスキーに行った時、もう一つ美味しかったのは、「へぎそば」でした。あれは美味しいですね。大阪の北新地の傍に、へぎそばを食べさせてくれる店がありますが、ここのへぎそばの美味しくないのには、ビックリ。堂々とお土産用も販売してる。どんな味覚をしているんだろうか?料理屋としての、見識と味覚を疑います。高級志向の店で、結構イイ値段を取るのに。
チェーン店の店って結構多いですよね。ラーメンも見事にどの店も同じ味を出している所もあれば、店毎に味が違うのもある。
作り手の差があるのでしょうが、どちらがイイとかは余り気にならない。どちらも、スープに色んな手を加えてそれぞれが、オリジナルのような物。
そうではなくて、一つの店で味がころころ変わるのは、いかがなものかと思う事があります。例えばラーメン。店内に「日によって味が違います」と張り紙を堂々としている。テレビなどで、「日によって、その日の気温や湿度、材料によって、味付けを変えてる」と職人さんがよく言ってる。言ってる事は理解できますが、それは一定の同じ味が出るように調整しているって事でしょ。それなのに日によって味が変わるなら、いい味の日と悪い味の日があると言う事。ならば、料金設定は、その日の出来具合によって、変えるべきではないのでしょうか?料理に限らず、醤油やお酒なども、作る度に味がそんなに変わるならば、調味料や旨い酒として使えないじゃないですか。うどんや蕎麦を打つ時に天候を気にするのは、もっともな話し。それに合わせて打ち加減を変えて当たり前。昨日食べた蕎麦は美味しいのに、今日食べた蕎麦はパサパサだったものに、同じ料金は払えないでしょ。プロとして同じ味が出せなければ、人様からお金を貰うなんておこがましい。でも日によって味が変わってイイ店もある。定食屋さん。仕事先で定食屋に通って毎日同じ味だと飽きてしまう。塩加減が日々まちまちな方が良い。そこでよく言われるのが、レストランや寿司等の料理人は男性が良く、定食屋等の料理人は女性が良いと言われる由縁。人間って素晴らしい。
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