仕事の方で、新たなステップが始まった。面倒。やっかい。気を使う。でも少しの我慢。そうすれば、ひとつのやっかいは終わる。
とにかく一つずつ前に進むしかない。
寒波の影響が凄い、日本列島。大雪が降り、色んな被害が出ている。世界で豪雪地域ベスト5は全て、日本が独占している事をご存知だろうか?そのうち3つは新潟県に集中している。これはすごい事です。世界ですよ。世界には色んな環境の地域があるのに、豪雪について、上位5つが日本だなんて凄い。その新潟の人は、雪が積もるのには慣れているけど、一度に大雪はちょっとキツイらしい。都会の人には雪の馴染みが無いので、ちょっとした事が珍しかったり、大変だったりする。今日仕事場で、窓から鉄道の線路が見えるのですが、従業員が集まってザワザワしてました。何かと尋ねたら、「大変です。火がついてますよ」と騒いでた。何かがもえてるのかと見に行くと、線路のポイントの所に火がついていました。「あれは、ポイントが凍って動かなくなるのを防止する為に、火をたいてるんだよ」と教えてあげて一軒落着。
確かに知らない人が見たら、火がついて大変と思いますよね。こんな風に、知ってればなんて事は無いのに、知らないせいで失敗したり、大変な思いをしたりしますよね。海外で日本人が失敗する事でコマーシャルにもなった有名な話がありますよね。飛行機の機内食に出てくる、シート状の食べ物。海外では食べ物として当たり前の物なのに、日本人には紙ナプキンに似ている為に、そのお菓子で顔を拭いて周りの乗客が驚いて見ているCM。日本人だって食べ物と判っている物で顔を拭いたりはしませんよね。知らない事に遭遇すると、何か自分の知ってる物に置き返るのは人間の特徴的行動。コンピューターなら、該当する物はありませんと、きっぱり言うのに、人間は何かに置き換えようとする。これは自分に自信が無いから出る行動ではないでしょうか?例えば自分が何かのエキスパートで、知らない事は無いと言えるまで把握していれば、質問や問題定義に対してそれは出来る。それは出来ないとはっきり言えますよね。もっと簡単な例ならば、家のテレビ。日本で見ているのに、普通の受信アンテナでアメリカの番組やフランスの番組が見れるとは誰も思わないから、絶対見れないと言いきれる。でもラジオは電波が入る事がある。だから断定できない。もしかしたらと思ったりする。このもしかしたらが人間の素晴らしい可能性の一つだと思います。そのもしかしたらに科学者や技術者は力を注いで、発見したり発明したりするわけですから。またなかなか結果が出ないのに、もう少し頑張ったら何か出るんじゃないかの、諦めの悪さが良かったりする。これが微妙で結果が出た人は救われるけど、殆どが結果が出ない人ばかり。これは料理の世界にも言える。ダシや調味料や煮加減、焼加減で味が変わる。良い物を見つけるまでの努力は大変だと思う。こうして見つける人も偉いけど、例えばその味を維持する人も偉いと思う。一定の自分の味覚を維持しなければならないし、環境の変化で原料の味の変化にも対応して本来の味になる様にしなければならない。これはある意味発見よりも維持の方が大変かもしれない。スポーツで勝ち続けると言う維持も大変。ミュージシャンがヒットし続けると言う維持も大変。こうしてみると、全ての人達はそれぞれがみんな偉い。偉くないのは発見も発明も出来ず、先人の物を維持して守る事も出来ない、2代目なり、後続の人がダメ人間なのかもしれない。
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