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カテゴリ:個別銘柄
昨日は10月に何度もあったような、10%級の下げを期待していたのですが、中途半端な下げでしたね。
結局ひとつも約定しませんでした。指値を欲張ったせいかな? 幸い今日も下落して始まっているので、改めて本日、第1次攻撃隊を出撃させました。今のところコマツが買えました。 住友金属鉱山も買う予定でしたが、運悪く昨日自社株買いの発表をしたため、今日は上昇してしまい、買えそうにありません。 その他は微妙なところです。 ところで、エルピーダメモリーの株価下落が凄いですね。6月には4000円以上あったのに、昨日は上場来安値を更新する316円で引けました。 赤字転落やDRAM市況の低迷に加え、来年の世界出荷予測がマイナスになるなど、悪材料には事欠きませんが、10月14日に発表した500億円のMSCB発行が株価下落に拍車をかけました。 発表翌日から5連続ストップ安になったことから、MSCB発行が嫌気されたことは明らかです。 10月14日の終値である1383円と比べて、昨日までに77%も下落しています。 転換価額の下限である509円で計算した場合の希薄化率は 75.7% ですので、43%程度(1-100/175.7=0.43)の下落率が、理論上の下落率であり、現実はこれを大きく上回っています。 既に転換価額は、下限価格である509円になっています。 時価はそのはるかに下です。 ここまで株価が下がると、このMSCB発行は失敗だったと思います。 既存の株主にとっては、止めて欲しいでしょうね。 調達した資金の使途は設備投資のようですが、支出時期は平成22年3月期となっています。 まだ半年以上も先であり、現在は流動性の高い形でそっくり残っている可能性が高いと思います。 なぜこの時期に資金調達したのかよく理解できていませんが、手元流動性は2400億円もあり、資金繰り目的ではなかったようです。 このMSCBには、繰上償還条項がついています。 景気見通しは不透明感が強くなっていますし、一旦繰上償還して、設備投資計画と資金計画を練り直した方が良いのではないでしょうか? 本MSCB発行のお知らせ 13ページより、以下に抜粋します。 ******* 当社は、本新株予約権付社債の発行後、その選択により、本新株予約権付社債の社債権者に対して、毎月第3 金曜日(ただし、第3 金曜日が銀行休業日にあたるときは、その前銀行営業日とする。)まで(当日を含む。)に事前通知を行った上で、当該月の翌月の第1 金曜日に、残存する本社債の全部(一部は不可)を額面100 円につき金101 円で、繰上償還することができる。 ******* 繰上償還したら、株価は急反発しそうな気がします。 今日は第3金曜日です。可能性は少ないかもしれませんが、繰上償還の発表が引け後にあることを期待して、今日の寄り付きで買ってみました。 本日繰上償還の発表がなければ、週明けすぐに売却します。 繰上償還すると判断した根拠はありませんし、昨夜思いついた衝動買いです。 これは昨日書いた投資スタンスとは、全くの別物です。 今の私は、”株を買いたい病” にかかっているのかもしれません。 ※エルピーダのことはこれまで全く興味が無く、昨夜少し調べただけですので、私の理解不足があるかもしれないことを、お断りしておきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.21 10:21:23
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