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カテゴリ:National Team
何やらフランスで暴動が発生してるらしい。
全く知らなかったので調べてみると、パリ郊外の2人の少年の感電死があって、この事件の当局の処理の不信感がアラブやアフリカ系の移民の中で強まって起こってるらしい。フランスでは、若者が職を求めても移民と分かる名前や住所を口にしただけで求人はないらしい。ヨーロッパの中でもアフリカ系を中心に移民の多いフランスは特に宗教や生活の文化の融和が必要。その上に失業や貧困っていう、生きていくうえで欠かせない問題が上乗せされてるから、解決に時間が必要やろう。 来週はワールドカップ欧州予選のプレーオフ。その他の国も親善試合を計画してる。フランス代表もそうで、このほど代表メンバーが召集された。 驚きはFWアネルカの召集。2002年11月、ドメネク監督はアネルカを招集したけど、アネルカは拒否。その後、アネルカは考えを改めて代表復帰を望むも、ドメネクは召集しなかった。これに関してドメネクは、 「私はワールドカップを楽しみにしているし、 結果を残すため過去にとらわれず最高のメンバーを選出していく。 彼の力が代表に必要だと思ったから召集したんだ。 今後も数多くの選手を選び、ベストな組み合わせを探っていく。 私は前だけを見ているからね。」 ユーロで敗退したフランスは、ジダンが代表を引退(その後復帰)したあと、世代交代を図りながらワールドカップ予選を戦った。しかし、“二兎を追うものは一兎も得ず”で世代交代は上手く進まず、結果も芳しくなく、危うく予選敗退のピンチに陥った。それを救ったのがジダンであり、テュラム、マケレレの代表復帰組やった。 結果が出ず、国民の批判に曝されていたドメネクとしては、頑なに拒んでいた過去への交代に藁をもすがる思いやったはず。何とかフランス代表は予選を突破したものの、ドメネクの考えが間違ってることがこれで証明された。 1度バレてしまえば、もう隠す必要もなく臆することもない。だからこそ「過去にとらわれず、前だけを見て」メンバー選出ができるもの。なら、自分を批判して以来召集してないピレスや、星座占いの結果で召集していないって噂もあるシルベストルの復帰もあるかも知れへん。 フランス国旗は「トリコロール」と言われてる。青・白・赤の3色から成り、「自由・平等・博愛」を表してる。最初からこの精神が体現出来てれば、こんんなに苦しむ必要はなかったやろうし、国民の不満もなかったはず。 ほな、また。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.06 23:15:50
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