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カテゴリ:おコメつくり
早期水稲は 中干しも 終盤に。
3月半ばから4月初めに田植えされた南九州海岸部の早期水稲。 4月から5月いっぱいにかけての栄養成長期において、日射量が 少なく・気温も低温気味に推移した気候下で生育していただけに、 例年よりもイネの生育が遅れるのではないかと心配もされていた のですが・・・ 梅雨入り後になってからの晴天が続いたことが 功を奏して、6月になったいま ほぼ平年なみの生育をしている ようです。 そんな早期栽培コシヒカリの中鶴地区から蚊口、持田そして家床 地区の、6月02日現在のイネの様子がこちら。 とこんな具合に わりあいに丈が低く、葉立ちも良い状態 で 生育が揃っているように見受けられます。 ひと株づつみても・・ 株も しっかりと開張してよいかんじです。これならイナ株の下 のほうまで、陽もよくあたりますよ♪そしてこれからの生育管理 ですが、そろそろ 中干し期も終了、地力のない田んぼや葉の色 が抜けてくる兆候のでたイネでは、平年なみの6月5日前後から 天候の様子をみながらの穂肥を施肥する時期となってまいります [現在のところ幼穂の長さは2ミリ前後]。 ということで今回は宮崎県中央部の海岸部の早期コシヒカリ栽培 の生育状況のお知らせでした。 おっと、付け加えまして6月01日の時点で、幼穂が4センチ以 上にもなっているイネが持ち込まれ、早期栽培のイネの生育が全 体的にすすんでいるのではないかと持ち込まれた方からの質問を うけ、現場の水田にも出向いてみたのですが・・・ この写真の幼穂を採取した場所が水の温まりやすい水尻部分であ ったこと、また水田自体の立地が3面を建物に囲まれている場所 であったことなどから、とくに水尻部分だけが生育が進んだもの ではないかと考えております[ちなみにこの3月半ばに田植えされ た水田の中央部で採取した穂の幼穂は1センチほどでした]。 穂肥をやったことがない・・ という方は小さい面積でもいいし、田のいち部分でもよい ですから、とりあえずやってみられたらいかがでしょう。 来年さ来年の増収につながる経験になります。イネの葉色 が黄色くなり、分けつが少なく、イネの株間がむこうまで すっと見渡せるという場合には、ぜひに。 → もっとく わしい穂肥の回は こちら。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 3, 2021 11:14:15 PM
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